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海外に10年在住後帰国。2020年に男の子のたーくんを養子に迎えました。子育てと普段の生活を面白おかしくつづります。
ブダペストで温泉-バルカン半島放浪記最終章-
2005年10月08日 (土) | 編集 |
今日でバルカン半島の放浪も最後である。
はりきってブタペストを回りたいところであるが

もう足が棒

である。足の裏も痛くてしょうがないし。
プリトヴィツェを歩き回ったのがとどめだったようだ。

しかし、ブタペストはそんな私にうってつけの場所ですよ。

なんたって温泉天国!

ブタペスト市内だけでも7つだか8つぐらいありますよ。
というわけで市内観光も何もしないで真っ先に温泉へGO!

温泉に行く途中の勝利広場では、世界フォークダンスフェスティバルが...。
チョゴリを着た方からスカートはいた男性(アイルランドの衣装)まで手をつないで踊っていますわ。

118_1839.jpg



そして温泉へ。ここはセーチェニ温泉といいます。温度はややぬるめで
長時間浸かっていられます。ぶくぶくとバブルジェットもでるので
足の裏を当てたりして極楽~。合計4時間も浸かってしまった。

118_1847.jpg


回復したところで、ブタペスト観光へ。
観光名所のひとつ、イシュトバーン大聖堂です。
イシュトバーンはハンガリーにキリスト教を広めた王様で
国会議事堂に行くと、彼が後継者にである息子にあげようとした
王冠(のコピー)がおいてあります。
実際には王位を次がせる前に、息子は亡くなってしまっています。
「この王冠を誰にあげればよいのでしょうか?」
と息子を失い悲しみにくれる親としての姿ではなく、
王としての苦悩にあえぐ彼の姿が描かれた絵が
(確か)ブダペストの美術館に飾ってあります。


118_1853.jpg


ブダペストの目抜き通りであるバーツィー通り。
通りの途中では、合唱の方が練習をしていました。

118_1855.jpg118_1857.jpg


夕闇迫るブタの王宮。ブダペストはもともとドナウ川の東側のペスト、王宮のあるブダ、そしてオーブダの3市が1873年に統合されてできた首都である。

118_1858.jpg



すべての旅程は終わった。
後は無事にプラハへ帰るだけである。
実にいろいろなことがあった旅であった。
クロアチア人にはおつりをちょろまかされたり、
狂人女に食べられそうになったり
ヒッチハイクしたり....。
すべて終わったのだ。
さあ、我が家のあるプラハに帰ろう。
そしてまーらいおんは列車に乗り込むために
ブタペスト東駅へ向かった。

エピローグ泥棒夜行ブタペスト発プラハ行き1へ続く...。

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バラトン湖-バルカン半島放浪記11-
2005年10月05日 (水) | 編集 |
温泉の後、宿探しをするも、結構値段が高くて尻込み。
観光地だし多少はしょうがないが、もう少し何とかならんのか...。

と路頭に迷っていると

Zimmer Frei

って文字がある家に掲げてありますよ。
確か、ドイツ語で「部屋空いています」だったような。
ハンガリーはドイツからの観光客が多いんだな。

早速、家主と交渉。家の中にずかずか入って行きます。
人のよさそうなおばちゃんと交渉して、3000フォリント(1700円ぐらい)で
泊めてもらうことになりました。
ベット二つにテレビや台所もついています。
本来家族が長期滞在するときに借りるものなんだろうなあ。

その後は、バラトン湖を散歩。バラトン湖は東京都が入ってしまうぐらい
大きい湖なのです。

117_1798.jpg


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温泉湖-バルカン半島放浪記10-
2005年10月02日 (日) | 編集 |
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両替所を探してうろうろしていると、前から日本人らしき人が...。
こんな片田舎で日本人に会えるとは思わなかったので、
思わず話しかけて、そのまま意気投合。
温泉湖まで行くというので一緒に行くことになった。

ちなみに駅の前の両替所と書いてある建物では、両替してくれません。
紛らわしいぞ、マジャール~。

温泉の湖はケストヘイの駅からバスで15分程度。ヘーヴィーズ行きのバスに乗ればよい。温泉は時間制で時間ごとに値段が決まっている。我々は3時間を選択。

117_1793.jpg入り口を抜けると湖が!そして、その中で人がいっぱい浸かっています。まわりのソファーで寝転んでいる人もいっぱいいる。老若男女みな水着姿で、思い思いに過ごしているようだ。でもそこの太ったおばちゃん、水着をはだけるのやめなさい。


さあ、早速ロッカーで着替えて、湖に浮かぶための浮き輪を借りましょう。
これないと沈んじゃいますからね。結構深いみたいだし。

さあ準備もできていざ入浴です。
岸のほうには小魚も泳いでいますがこんなところに入るんですかね?
少し気後れしながらも入ると

温かい!

温泉なんだから当たりまえ。でも感動。
温泉は日本人の心のふるさとですよ、ええ。

湖の真ん中でしばらくぷかぷかして、湖の真ん中の建物の方へ向かう。
建物の中もまた温泉湖で、ちょうど壁で囲ったような感じだ。
こちらの方が若干温かい。
中では、アヒルも温泉を楽しんでいました。
なんか和みます。

117_1797.jpgひとしきり温泉を楽しんだ後、ケストヘイの町へ戻ろうとするとなんかイベントがやっています。どうも今日は建国記念日でそのお祭りが行われているようです。なんかいい時に来たなあ。

しばらくお祭り見物してケストヘイに戻る。温泉で一緒だった
日本人の方はそのままバラトンフュレドへ向かった。どうかよい旅を。
私は、ケストヘイに宿泊することにした。
今日はいろいろなことがあったので、とっとと休みたいところだが
頑張って宿探しを致しましょう。

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温泉湖への道-バルカン半島放浪記9-
2005年10月01日 (土) | 編集 |
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さて、郵便局で両替した後に駆け足で切符を買い、
列車に乗り込むことにしたまーらいおん。
郵便局では両替準備のためにお金を用意しています。
早くしてくれ~。ほんとやばいんだから...。
もどかしい気持ちを抑えて両替。そして駅へダッシュ。

Σ(ノ°▽°)ノハウッ!列車が入ってきている!

時間を見るともう発車オンタイム。
もう切符を買っている時間はなさそうだ....。

ここで方針変更。直接列車に乗り込むことに。
列車の中で切符を買えることに賭けたのだ。
予想通り列車は遅れもなく出発。
切符を買っていたら間に合わなかった...。

ここで注意だが、ヨーロッパでは普通、切符を持たずに列車に乗った場合
無賃乗車扱いが普通
ペナルティー付で切符を買う羽目になる。

かくしてそれはその通りになる。
実際に買えるかどうかは自信が無かったので、
気が弱いまーらいおんは車掌に聞くまではどきどきである。

車掌に聞くと、買えるとのこと。
まずは、クロアチア国内の切符を買わなければならない。
そして、ハンガリーに入ったらまた切符を買いなおせとのこと。

ここでまたもや問題発生。

ハンガリーのお金フォリントがない!

これの両替もして無かったよ orz

ま:「フォリントないんだけど、切符買えるんですかね?」
車掌:「ユーロを持っているなら問題ない。」

なけなしのユーロはありました。
基本的に自国通貨チェココルナを両替していたから、
そんなにユーロ無いのよY(>_<、)Y
でも車掌がおつりをユーロで持っているとも
思えないので、フォリントはあったほうがいいよな。うん。

落ち着かない気持ちのまま列車は国境を超えてハンガリーへ。
ハンガリーの最初の停車駅でパスポートチェックがあるから
その駅で両替をしようと試みるも

国境警備隊:「乗客は列車から降りないように」

で失敗。

そうこうしているうちに車掌がやってくる。
トイレでやり過ごそうと画策したが、
タイミング誤ってこちらも失敗(*´ー`) フッ
↑まねしてはいけません

切符は割高であったが、ちょうど10ユーロってことで
おつりなしで買えました。
ちょうどってあたりが、場末のスナックかすし屋の会計のようで
怪しいですがもう贅沢は言っていられない。
これで後は安心して旅を続けられるのだ。

列車は目的地の Balaton Szt. gyorgy 駅に到着。
降車するも、降りたのは数人。まわりは何も無いど田舎ですよ。
ここは、ハンガリーのリゾート地バラトン湖に程近いところなので
もう少し何かあると思ったんだがなあ。駅以外は何も無いよ。

ここで乗り換えてケストヘイに行かないといけないんだが...。
ふと自分がとんでもない勘違いをしていることに気付く。

漏れこの先の切符買ってないぞ?

車掌とのやりとりで完全に混乱していて、
なぜかここまでの切符しか買ってない。

"く(""0"")>なんてこった!!"

あわてて駅の窓口にいってカードで買えるか聞くも
首を振られて終わり。ユーロも受け付けない。
そして、周りは何も無いど田舎。両替所などあるはずもない。

切符を買う手段は途絶えました。
無賃乗車はもうしたくない。何が嫌って精神的に嫌。
残る手段は

レッツ、ヒッチハイク!

決めたら即行動。幹線道路っぽいところに行って、
車が止まってくれそうなスペースのある場所の手前で待ちます。
これヒッチハイクの極意なり(?)

そして決めのポーズ。親指を上にして手を掲げる。

ピックミープリーズ

車が通り過ぎたときの脱力感は嫌だが、しのごの言っていられません。
止まって、ぷりーず~。

15分ぐらいトライしていると1台の車がストップ。
猿岩石のように駆け足で駆け寄るまーらいおん。

ドライバー:「どこ行きたいの?」
ま:「ケストヘイってところなんだけど。ここからそんなに遠くないんだけど。」
ドライバー:「おお、いいよ。乗れ乗れ!」

I did it !

でっかいザックとともに後部座席にのりこむ。
ドライバーの方は、恋人とドライブを楽しんでいるところのようだ。
ケストヘイの更に先のバラトンフュレドまで行くようだ。
水入らずのところお邪魔してすいませんm(_ _)m

そして無事にケストヘイに到着。
駅の目の前まで連れて来てくれました。
電車で来るより早く来られたよ。おーいえー。
本当にありがとうございました。助かりましたよ~。

さあ、ここから温泉湖まで向かいましょう。
もう不安要素はないはずだ。あ、両替しないと。
ここは観光地で両替所はありそうだ。
両替所を探しにまーらいおんは街中へ向かうことにした。

118_1814.jpgケストヘイ観光のメイン、フェシュテティッチ宮殿。

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泥棒夜行ブタペスト発プラハ行き2
2005年09月09日 (金) | 編集 |
おまたせしました、昨日の続きです。

列車はハンガリー国内を幾つか停車しながら、スロバキアの国境を越えそしてチェコの国境を越える。満席だったコンパートメントもハンガリー国内で降りる乗客が多く、最終的にはどうみてもイギリス人には見えない自称イギリス人とまーらいおんだけになった。自称イギリス人は小錦を小さくしたような男で、ハワイ出身といった方がしっくりくる。どうもバックパッカーぽく、かなり旅行慣れしているようだ。そんな彼と雑談して、そろそろおそいので寝ようという話になった。幸いコンパートメントは鍵が閉まるし、向かい合わせの座席に一人ずつ寝っころがることができる。そして電気を消して就寝。朝目覚めればプラハのはずだ....。

しかし、最後の最後でまーらいおんへと魔の手が伸びてきた。

午前4時ぐらい、寒くなってふと目を覚ましたまーらいおん。チェコの国境を超えてしばらくしたぐらいだろうか。ここらの国では、夜中だろうとパスポートチェックに警官が乗ってきて、乗客をたたき起こす。西側では車掌がパスポートを集めてやっておいてくれるのに、ここではそんなことしない。だって車掌の仕事が増えますから。目が覚めたのは、そんなパスポートチェックからある程度時間がたった頃だ。また、うつらうつらしながら、廊下のほうを見ると

カーテン越しに4,5人の人影が右往左往している。

トイレというには怪しいし、こんな遅い時間にあれだけの人数は不自然である。そして挙動不審。廊下を行ったり来たりしている。

なにかある....。

しばらく横になりながら観察していると、一人の男が我々のコンパートメンの前に立ち止まり、そしてカーテンの隙間から

ペンライトで部屋の中を覗いていた(゜ロ゜) !

ペンライトに気付かれないように寝た振りをするまーらいおん。しかし、この部屋は鍵がかかっているから中に入れないはずである。しばらくその男は我々のコンパートメントのドアの前に立っていた。廊下の明かりが彼の影をカーテンに映し、見ているこちらとしては緊張感が張り詰める。鍵がかかっているんだ。入れないはずさ。単にドアに鍵がかかっていない部屋をターゲットにしているに違いない。不安ながらもそう思っていると

ドアが音もなく開いていく!

鍵をこじ開けた音もなく、寝ていたなら全く気付かない!カーテンに映る影を通して泥棒の動きが手に取るように分かる。

どうする、おれ!どうするのよまーらいおん!

隣のイギリス人は爆睡しており役には立ちそうにない。くそ!だから駄目なんだよ、小錦。いや、関係ないか。しかし、相手が凶器を持っていたら立ち向かえるのか?殴りかかってきたら?だが、みすみす泥棒にコンパートメントを荒らされるわけにも行かない!えーい、ままよ!

ガバッ!

起き上がって泥棒と対峙するまーらいおん。すでに、男は私のカバンに手をかけようとしていた。手が止まる泥棒。そして何を思ったのか泥棒は

タバコを差し出してきた....。

ごまかすにしても無理があるんだが、それでも何をごまかそうというのか。いらんという素振りをすると、男は黙って出て行った。危機は去った...。とはいえ、手足の震えは止まらない。無駄とは思いながらコンパートメンの鍵を閉めなおす。外には、まだ人がうろうろしているようだ。奴らが去るまでは寝るわけには行かない....。奴らは、途中駅の Česká Třebova か Pardobice でどうも降りて行った様だ。再び静まり返る車内。まーらいおんはしばしの休息を得たが、とても寝られる心境ではない。うつらうつらしていながら、電車はプラハ中央駅に到着した。

ま:「途中、泥棒が入ってきたんだが、お前気付いたか?」
小錦:「いや、まあオレは貴重品は体にくくりつけているから、最悪カバンが盗られても問題ないんだけどね。」


Σ(ノ°▽°)ノハウッ!や、やるな小錦!まあ、おれも貴重品は体にくくりつけて寝ていたので、同じ状況では合ったんだけどね。でもカバンも盗られるのは嫌。

そんなこんなでびっくりどっきり泥棒夜行。やつらの出現ポイントは、チェコ国境に入ってからのようです。というのは、ハンガリー国内では、まだ人が起きている時間だし、スロバキア国内だと国内を走る時間が少ないので、国境警察が来るまでに十分な仕事ができないというのが理由でしょう。

ちなみ昼行きのブタペストープラハ間のEC特急にも乗ったことありますが、こちらなら問題ありません。やっぱ寝るのはまずいでしょうが、それほど身の危険を私は感じませんでした。ブタペストからプラハへのバスもあるようなので、そちらの方が安全度が高いと思われます。

最後に一言。

チェコ国鉄はなにやっとんのじゃ!

やつら、プラハ本駅で泥棒がいても見てみぬふりですよ。自分の身は自分で守る必要があるってことだね。

さて、ランキングは一気に6位まで後退。あっさりフランス、イタリアに抜かれました。ちなみにネタの宝庫というなら、チェコの方があると思うんだけどなあと思いつつ、フィンランドが多いのは森と湖だけじゃと自己葛藤に思い悩む今日この頃です。ということで、お時間のあるときにクリックを。
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泥棒夜行ブタペスト発プラハ行き1
2005年09月08日 (木) | 編集 |
これは、昨年の8月のことだ。その時私は日本への帰国が決まっていたので、ヨーロッパ最後の夏を満喫すべく(結局今年もいたが)、バルカン半島を巡っていた。そして、旅の最後の締めくくりは、ブタペストからプラハへ向かう夜行電車で帰ることであった。

まず、私は電車の切符を買わなければいけなかったのでブタペスト東駅に向かった。しかし、この東駅

どこで切符を買ったらいいのかが、いたくわかりにくい駅である

東駅では、国内線と国際線の窓口が全然違うところに位置しているので、かなり路頭に迷ってしまった。そして、見つけたところで今度は

長蛇の列

しかも、それが単なる切符のinformationの窓口と切符販売の窓口がごっちゃになっているから紛らわしい。一番右端は information ですたorz. さて、切符売り場で長蛇の列というのはヨーロッパではよくある話だとは思うが、ここの問題は

切符販売のシステムが電子化されていない

点にありましょう。窓口では、おばちゃんが紙をぺらぺらめくって、該当する列車と運賃を調べ、それを紙に書いていく。そしてその紙が切符になるのだ。さすがはマジャール、チェコと並ぶ旧東側国家の優等生である。チェコは電子化されているけどねー。ちなみに、ハンガリーの国内線切符売り場は電子化されているようだったが、国際線からやらねえか、フツー。もうワケワカンネー

そんなシステムなので電車の予約やキャンセルなんてできっこありません。まあ、別にドイツやフランスのように需要の高いICEやTGVなどの高速列車が走っているわけでもないのでできなくてもいいんだけど、寝台電車とかはベットを確保しておきたいときはどうするんだって思いますね、マジャール鉄道さん。

そんな複雑な切符販売事情の国で実に香ばしい人を見ました。どうも世界のどこでも自分の国の言葉が通じると思っている人の国出身のようです。窓口でおばちゃんとなにやら交渉していますよ。ちょっと聞き耳を立ててみましょうか....

客:「私たち急にウィーンにいかないといけなくなったの。それでこの切符はもういらなくなったのでキャンセルして頂戴。そして代わりの切符が欲しいんだけど」

おばちゃんは何も言わずに、デスクの奥に消えました。待つこと10分以上。分からなかったから誰かに聞きに言ったのか、はたまた単に用を足しているのか。後ろに並んでいる私たちもいぶかしげに思っていると、おばちゃんは戻ってきました。そして、一言

おばちゃん:「キャンセルはできないわ。だから切符の払い戻しもできない」

まあ、端末がないんだから予想できる答えだわな。しかし、それを確認するのに10分ですか?そんなことを思っていると、お客が怒りだしました。しかし、どう怒ろうとキャンセルできないものはできないんだから仕方ない。かくして彼女らは

客:「まったくなんてFuc○ing country なの!」

と大声で捨て台詞を吐きながら去っていきます。とっても下品です。それを聞いたまわりのマジャール人は怒りますわな。

マジャール人:「じゃあ、自分の国に帰っちまえ!」

切符をキャンセルできないばかりか、まわりから言葉で痛めつけられる彼女たち。満足に切符を買えないまま彼女らは去っていきます。大丈夫さ、まだ西駅と南駅もあるんだから。そちらでトライ!さて、私はというともちろん無事に切符を買うことができました。手書きの切符ゲットだぜ!しかしこれ、用紙さえあれば自分で書けるんではないか?いや無理かな...。

切符を手に入れて食べ物を買い込んで夜行列車に乗車です。が、観光シーズンもたけなわなのか電車は満席。かろうじてコンパートメントの1席を確保しました。しかし、気付いてみると8人部屋で満席状態。暑苦しく狭い。このままプラハまで10時間近くこの状態で夜を越すのはちとしんどいが耐えるしかないようだ。

そんな心配をよそに電車は東駅を滑り出しプラハへと出発しました。「窮屈夜行プラハ行き」、これが「泥棒夜行プラハ行き」になるとはこの時は思いもよらなかった...。

続く

さて、ランキングは4位以下はどんぐりの背比べ状態。なんか前もこんな状態がありましたね。やはり頭一つ抜け出すにはvisual路線が必要なのか....。しかし、今の面白生活旅行情報ネタで上位を目指しましょう。というわけでお暇なときにクリックを。
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