
今日チェコ人に6月下旬にプラハに行くよーんってメールしたら、仲の良い若い子からチェコ語で返事が来て、適当にチェコ語で返事したら
「まーらいおんよ~、お前のチェコ語はもっと昔はよかったのに...。お前がプラハにいる間にチェコ語の特訓するからな!」
あぅー。
そんなひどかったかなあ。とメールを見直す。
あ、だみだ。綴りは間違っているわ、何言っているかわからんわで駄目駄目。とてもここには公開できない。
昔は注意深く書いていたもんなあ。気を抜いて書くなんてできるレベルじゃないんだし、ちゃんと書かんと駄目ですねー。
プラハに特訓に逝ってきます.....
「まーらいおんよ~、お前のチェコ語はもっと昔はよかったのに...。お前がプラハにいる間にチェコ語の特訓するからな!」
あぅー。
そんなひどかったかなあ。とメールを見直す。
あ、だみだ。綴りは間違っているわ、何言っているかわからんわで駄目駄目。とてもここには公開できない。
昔は注意深く書いていたもんなあ。気を抜いて書くなんてできるレベルじゃないんだし、ちゃんと書かんと駄目ですねー。
プラハに特訓に逝ってきます.....

■ふたつのスピカ8巻
日本にいるときに、NHKでたまたま見てはまりました。宇宙飛行士を目指す女の子の物語。主人公アスミの頑張りや彼女の友達らが織り成す友情物語にジーンときます。私の世代の人間には共感できるものが多いんじゃないかなあ(年齢がばれる....)。巻末のおまけの「もうひとつのスピカ」もなんかノスタルジックで好き。
■フルーツバスケット17巻
酉のストーリーも気になるが、十二支の呪いの全貌は?そして透と夾の恋の行方は?めっちゃ気になる17巻。
■映画Zガンダム -星を継ぐ者-
買えないんだけど見たいね。10月の第2部がやるみたいですけど、どちらも気になりますね~。これってテレビの総集編だけでなく新しい何かを付け加えるんですかね?誰か行った人ネタバレのないように感想を聞かせて下さいませ。
日本にいるときに、NHKでたまたま見てはまりました。宇宙飛行士を目指す女の子の物語。主人公アスミの頑張りや彼女の友達らが織り成す友情物語にジーンときます。私の世代の人間には共感できるものが多いんじゃないかなあ(年齢がばれる....)。巻末のおまけの「もうひとつのスピカ」もなんかノスタルジックで好き。
■フルーツバスケット17巻
酉のストーリーも気になるが、十二支の呪いの全貌は?そして透と夾の恋の行方は?めっちゃ気になる17巻。
高屋 奈月
■映画Zガンダム -星を継ぐ者-
買えないんだけど見たいね。10月の第2部がやるみたいですけど、どちらも気になりますね~。これってテレビの総集編だけでなく新しい何かを付け加えるんですかね?誰か行った人ネタバレのないように感想を聞かせて下さいませ。

エクスプレスフィンランド語を今勉強しているのですが、とりあえず1週目終わって2週目に入りました。1週目は文法などの大雑把な概観をつかみたかったので、練習問題は飛ばしてやりましたが、2週目は練習問題もやってみようかと思っています。
少しフィンランド語の学習は最近萎え気味です。というのも(皆さんよくご存知だと思うのですが)、フィンランドのほとんどの皆さんは英語を話せるからです。結果、フィンランド語を使う機会はほとんどないです。市場でたまにおばちゃんとかがあまり話せないという感じでしたが、他に話せる誰かが必ずいるので、その人が代わりに話すという感じになります。それでも市場で少し数字が聞き取れたり、
「Otan tämän(これ下さい)」
など簡単なことが通じるようになるのは少しうれしいです。
一方で英語の能力も磨かないといけないなあと思っています。語学の目的が主ではないとき、また、今後より重要になるのは英語であるとわかっているとき(これは明らかですが)、どこまで第2外国語をやる必要があるのか未だに悩んでいます。友達には英語を磨くことを薦められました。チェコは初めての海外住まいということもありましたが、ある程度は身につけないと生活に不便するところもあったので、勉強していました。フィンランドではその強い必然性がないので、さっき言ったように、最近少し萎え気味です。後は、話したいという純粋な気持ちが重要になってくるんでしょうね。
いろいろ考えていますが、しばらくマイペースで勉強していこうと思っています。以下の購入本も埋もれさせたくないし(笑)。
この高ーい辞書はT工大の方々にプレゼントしてもらいました。使っているよー。ありがとうー。
少しフィンランド語の学習は最近萎え気味です。というのも(皆さんよくご存知だと思うのですが)、フィンランドのほとんどの皆さんは英語を話せるからです。結果、フィンランド語を使う機会はほとんどないです。市場でたまにおばちゃんとかがあまり話せないという感じでしたが、他に話せる誰かが必ずいるので、その人が代わりに話すという感じになります。それでも市場で少し数字が聞き取れたり、
「Otan tämän(これ下さい)」
など簡単なことが通じるようになるのは少しうれしいです。
一方で英語の能力も磨かないといけないなあと思っています。語学の目的が主ではないとき、また、今後より重要になるのは英語であるとわかっているとき(これは明らかですが)、どこまで第2外国語をやる必要があるのか未だに悩んでいます。友達には英語を磨くことを薦められました。チェコは初めての海外住まいということもありましたが、ある程度は身につけないと生活に不便するところもあったので、勉強していました。フィンランドではその強い必然性がないので、さっき言ったように、最近少し萎え気味です。後は、話したいという純粋な気持ちが重要になってくるんでしょうね。
いろいろ考えていますが、しばらくマイペースで勉強していこうと思っています。以下の購入本も埋もれさせたくないし(笑)。
佐久間 淳一
この高ーい辞書はT工大の方々にプレゼントしてもらいました。使っているよー。ありがとうー。
荻島 崇

Jak jsem psal v úvodu, pracoval jsem v Praze od žaří 2002 dva roky jako postdok. Dneská píšu proč jsem pracoval v Praze.
Dostal jsem Ph.D na Tokijské Metropolitní univerzitě. Potom jsem byl postdok na Tokijském Vysokém Učení Technickém jeden rok. Ale, neměl jsem plat od univerzity, a jsem musil plat penízi, abych byl patřil k tomu univerzitě. Tak musil jsem pracovat na jiné nějaké univerzitě jako učitel částu-času , a neměl jsem moc čas na studium. Když jsem byl tam, hledal jsem si místo univerzity a hlavně postdoky. Podal jsem než sto žadostí nejen do Japonsky ale také do Evropy a Ameriky. Pak jsem dostal tři kladné odpovědy z Indie, Rusu a České republiky. Nepřijal jsem nabídku od Indie, ale myslel jsem dobře jestli jsem přijel do Rusu nebo Prahy. Nakonec jsem určil jet do Prahy.
Fotografie fyzikalní ústavu v Praze, kde jsem pracoval.
Zatímco jsem byl v České republice, měl jsem mnoho zkušenosti, napříkrad, jsem moct mít dobré Japonské, České kamarády a kolegy. Uměl jsem psát také dobrý cláneky. V příští mém blogu, píšu o mém životě v Praze.
Nezapomínám rok když jsem přijel do Prahy, protože byla velká záplava.
Dostal jsem Ph.D na Tokijské Metropolitní univerzitě. Potom jsem byl postdok na Tokijském Vysokém Učení Technickém jeden rok. Ale, neměl jsem plat od univerzity, a jsem musil plat penízi, abych byl patřil k tomu univerzitě. Tak musil jsem pracovat na jiné nějaké univerzitě jako učitel částu-času , a neměl jsem moc čas na studium. Když jsem byl tam, hledal jsem si místo univerzity a hlavně postdoky. Podal jsem než sto žadostí nejen do Japonsky ale také do Evropy a Ameriky. Pak jsem dostal tři kladné odpovědy z Indie, Rusu a České republiky. Nepřijal jsem nabídku od Indie, ale myslel jsem dobře jestli jsem přijel do Rusu nebo Prahy. Nakonec jsem určil jet do Prahy.

Zatímco jsem byl v České republice, měl jsem mnoho zkušenosti, napříkrad, jsem moct mít dobré Japonské, České kamarády a kolegy. Uměl jsem psát také dobrý cláneky. V příští mém blogu, píšu o mém životě v Praze.


現在、ヨーロッパに潜伏中の諜報員コードネーム”熊”(フィン語でKarhu)と連絡を取るために、昨日彼の携帯に電話をかけた。
熊:「プルルル、プルルル、はい、もしもし」
ま:「もしもし」
熊:「まーらいおんさんですか?」
名乗らずとも私と分かるとはさすがだ。
熊:「ちょっと30秒だけ待ってもらえますか?」
まわりに人がいないか確認しているようだ。長旅の中でもこういった注意を怠らないのはさすがベテラン諜報員「熊」である。
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熊:「プルルル、プルルル、はい、もしもし」
ま:「もしもし」
熊:「まーらいおんさんですか?」
名乗らずとも私と分かるとはさすがだ。
熊:「ちょっと30秒だけ待ってもらえますか?」
まわりに人がいないか確認しているようだ。長旅の中でもこういった注意を怠らないのはさすがベテラン諜報員「熊」である。
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KELAとはフィンランドにおける社会保険事務所みたいなもんです。でも、不祥事だらけの日本の保険事務所よりしっかりしていると思います。ここで登録してKELAカードなるものをもらうと、病院に行ったときにかかったお金がある程度戻ってきたり、子供がいるなら養育費ももらえます(確かそんなシステムだった)。今日はそのKELAに行ってきました。
そんなもの到着したらすぐに行けよという声が聞こえてきそうですが、全くその通りです。面倒くさいというのもあったのですが、それ以外に私の給与体系に関係した問題もあります。実は私フィンランドで税金を払っていません。そういう給与体系なんです。このKELAを利用するには税金を払っている必要が多分あります。もし利用するなら多分払わねばならないだろうと関係者にも言われました。でも、ものは試しで、もしかしたら税金払わずともKELAを利用できるんではないかと思って(そんな都合良いはずはないと思いますが)、やっと重い腰をあげたわけです。
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そんなもの到着したらすぐに行けよという声が聞こえてきそうですが、全くその通りです。面倒くさいというのもあったのですが、それ以外に私の給与体系に関係した問題もあります。実は私フィンランドで税金を払っていません。そういう給与体系なんです。このKELAを利用するには税金を払っている必要が多分あります。もし利用するなら多分払わねばならないだろうと関係者にも言われました。でも、ものは試しで、もしかしたら税金払わずともKELAを利用できるんではないかと思って(そんな都合良いはずはないと思いますが)、やっと重い腰をあげたわけです。
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さてさて、毎週火曜日は研究所のセミナーです。外もしくは中の人が自分の仕事を発表して質疑応答する場です。こういったセミナーを通して人と知り合いになることもあるし、共同研究にも発展しうることがあるのでとても重要な場です。
今日のセミナーは素粒子実験の話でした。私の専門分野は今日のセミナーの題目と同じ「素粒子」ですが「実験」ではなく「理論」です。「理論」を専門にするとは、大雑把には実験を説明できるような理論は何かを探すことです。一方、実験はその名の通り、実験で得られたデータを解析して、理論との整合性をみたり、もっと技術的には実験施設の設備そのものを専門にしている人もいます。
私の分野はこれら「理論」「実験」の専門化がすすんでいて、理論の人は実験の話は全くわからなかったりします。なぜかというと、すべての「理論」の話が実験に関係しているわけではないからです。理論のあるものは数学への関連が深く、実験の事実とは全く関連がなかったりします。それはそれで数学として面白いですし、何より物理の言葉から数学に貢献できるので面白いと思っています。私の専門もそういうものです。ですので私の興味は限りなく理論寄りで実験の話はあまり得意ではないですが、実験に興味はあるので参加することにしています(一応、その手の話の論文は書いたことがあるので)。
それで、今日はその実験の話だったのですが、アメリカのフェルミ研究所にある D0 detector での jet 解析の手法についてでした(専門的ですいません。以下突っ走ります)。私が理解できた事は以下のようなこと。ハドロンコライダーはエネルギーは稼げますが、jet がわらわらと出るので目的の崩壊過程を解析するのが大変。んで目的の崩壊過程を同定するには適切な要求(横運動量へのバウンドとか)をして余計なバックグラウンドを排除したり、 そのためには jet の解析も必要である。それで、この研究では3つの jet 解析方法を用いて、それらを組み合わせて optimization して jet の解析の改良を試みた、という感じでだったと思う。割と印象的だったのは、最初に D0 のレビューとかしていたのですが、1995年にトップクォークが発見されて、2004年に(improveされて?)トップクォークの質量を(再?)発表していたこと。発見当初も 170 GeV とか言っていたと思うんですけど、データの解析がすすんで、systematic errorとか減ってとかいうことなんですかね?そういう質問のやり取りがありましたが、聞き取れなかった(爆)。今は 175±3 GeVぐらいとか言っていたかなあ。Cょうさん、間違っていたら教えて下さい~。
ちなみに今日のセミナーは随分と人が少なくて6,7人ぐらいでした。セミナーのオーガナイザーの人が「今日は人が少ない~」と悲しんでいました。明日もセミナーがあります。明日は Instanton と confinement、deconfinement の話です。



実は、6月下旬に私がいたプラハの研究所に1週間ほど滞在することになっている。チェコ人の同僚に会うのはもちろん、日本人の友達と会えるのでとても楽しみだ。滞在先は多分私が昔住んでいたところの「Hotel Mazanka」になるだろう...。Hotelとは言っていますが寮みたいなもんです。共同の台所だったし、部屋も狭い。住めば都ですが、短期滞在した人の反応はまちまちでしたね(笑)。
さてさて、以前「チェコの思い出」で少し、チェコに行ったころついて書きましたが、今回は行った理由を書こうと思います。
私が博士を取ったのは4年前です。私は大学の職かポスドクを希望したのですが、直ぐにその手の職の口はなく非常勤講師をしながらT工大で研究生をしていました。まあ、私は論文数は少なかったし、この分野特に職を見つけるのが難しいのはわかっていましたから、仕方がないかなと思いながら頑張っていました。
その当時の私の夢は
「ポスドクで海外生活」
でした。ヨーロッパでもアメリカでもいいから、

でも、海外のポスドクもそんな甘くないです。論文が少ない、更には全く知られていない人間なんて雇ってくれません。それはある程度わかっていたので、私のとった戦法は「数打ちゃ当たる」です。当時はそれこそ1日中ネットスケープにかじりついて世界中の大学や研究所を探しまくりました(この間研究してません)。相手の専門もなにも関係なしに(今考えると非常に間抜け。若気の至り?)、手当たり次第全部で110件ぐらい応募しました。それでも今年は無理だろうなあと思っていたんですが、いるんですねー、拾ってくれる人が。なんと3通もオファーがキター(゚∀゚)ですよ。オファーをくれた国は
1、インド
2、ロシア
3、チェコ
でした。ロシアはドゥブナです。月給100ドルです。生活は出来ると言っていましたが少し考えどころ。ここしかなかったら間違いなく行っていたと思います。チェコはプラハの研究所でした。月給は東欧価格です。これ以上はちと言えん。でも一番待遇が良かったし、ヨーロッパの真ん中なので、
という流れでチェコまで来ることになりました。来てからの苦労話は、チェコ語学校のところで少し書きましたが、他にもいっぱいあるんだなあ(笑)。またの機会に書こうと思います。



今日は天気が良かったので、少し散歩に行きました。というか、最近天気良い日が多いですよね。今日は17度まで気温が上がりました。久々に暑いと感じました(笑)。これは駅のパノラマ写真です。明日は他の場所でやってみよう。

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Obyčejny píšu tento blog japonsky, ale jenom jednou za týden
Jak jsem psal v


Když jsem byl v Japonsku,



ちょっと今日は疲れていて、文章がすらすら書けない....。どうしても不自然な文章になる。なので、そういう時には昔の旅の写真を載せていこうと思う。


べトナムの写真はまだ幾つかあるのでこれから少しずつ載せていこうと思う。

「共産主義」と「西と東の間」。この2つのキーワードは私がこれまでに住んだ2つの国に関係した言葉だ。今日はこれについて感じる出来事があったので書いておこうと思う。
私は、お昼ごはんは基本的に弁当を持って行って、ボスやボスのポスドクのAさんと一緒に食べることが多い。学食には別のグループのポスドクの連中とたまに行くが、高いうえにまずいのであまり行かない。
今週はボスがいないので、Aさんと二人で食事をしている。彼女はルーマニア出身でフィンランド滞在は5年目ぐらい。博士からヘルシンキの大学に来て学位を取得。そして現在はポスドクでもあり、大学の非常勤講師もやっている。彼女は明るいし、話の仕方もうまいので話をしていて楽しい。また英語もうまいので、英語の勉強にもなる。
でも、彼女と話をしていて少し雰囲気が暗くなるときがある。それは彼女の故郷のルーマニアのことを話題にしたときだ。今日も、
「いつかルーマニアに帰って、大学の職を探したりするの?」
と聞くと
「多分戻らないわ」
「ルーマニアのことはもう忘れちゃった」
「フィンランドはとても良い国だし、ここに永住したいな」
などと言う。ルーマニアにあまり良い思いではないのかもしれない。これは私の推測に過ぎないが「共産主義」に関係したことだ。チェコにいた時に、同僚から共産時代のいろいろな話を聞かされたことがある。もちろん、その話をするときのチェコ人の雰囲気は暗いものなる。そういった雰囲気を少し感じた私は「そうか。帰らないのか」という返事に留めた。本当のところはどうかわからないが、そんな質問しなければよかったなと今は思う。
彼女の年は20代後半。チャウシェスク政権が彼の処刑で終わったのが15年前ぐらいだから、小学生か中学生の時に民主化されたことになる。チャウシェスク政権は、個人崇拝と社会主義をごっちゃまぜにした政策を強いて、学校では彼の写真を教室ごとに飾り、生徒は通り過ぎるたびに敬礼か何かをしなければいけなったという。
Aさんは6月に永住のための申請をするという。今回で2度目の申請だそうだ。前回の申請は却下されたとのこと。理由は彼女の現在の職が永久職ではないからだ。
「これで駄目だったら、フィンランドを出てってやるんだから。2度と来るもんですか!」
と笑いながら言う。
「ここフィンランドはね、ロシア人が多いの。昔ロシアの領土だったこともあるからね。でもね、フィンランドにいたこともない純ロシア人が、彼らの祖父祖母が昔ここにいてフィンランド国籍を持っていたということだけで、すぐにフィンランド国籍をもらえてそれで大きな家ももらえるの。彼らは座っているだけ。私は全部一人でやって、それで永住権がもらえないってのに。」
フィンランドはかつて冷戦時代の西と東の狭間。それを垣間見た思いだった。チェコもかつてのそれである。チェコでの話はまたの機会に書こうと思う。
私は、お昼ごはんは基本的に弁当を持って行って、ボスやボスのポスドクのAさんと一緒に食べることが多い。学食には別のグループのポスドクの連中とたまに行くが、高いうえにまずいのであまり行かない。
今週はボスがいないので、Aさんと二人で食事をしている。彼女はルーマニア出身でフィンランド滞在は5年目ぐらい。博士からヘルシンキの大学に来て学位を取得。そして現在はポスドクでもあり、大学の非常勤講師もやっている。彼女は明るいし、話の仕方もうまいので話をしていて楽しい。また英語もうまいので、英語の勉強にもなる。
でも、彼女と話をしていて少し雰囲気が暗くなるときがある。それは彼女の故郷のルーマニアのことを話題にしたときだ。今日も、
「いつかルーマニアに帰って、大学の職を探したりするの?」
と聞くと
「多分戻らないわ」
「ルーマニアのことはもう忘れちゃった」
「フィンランドはとても良い国だし、ここに永住したいな」
などと言う。ルーマニアにあまり良い思いではないのかもしれない。これは私の推測に過ぎないが「共産主義」に関係したことだ。チェコにいた時に、同僚から共産時代のいろいろな話を聞かされたことがある。もちろん、その話をするときのチェコ人の雰囲気は暗いものなる。そういった雰囲気を少し感じた私は「そうか。帰らないのか」という返事に留めた。本当のところはどうかわからないが、そんな質問しなければよかったなと今は思う。
彼女の年は20代後半。チャウシェスク政権が彼の処刑で終わったのが15年前ぐらいだから、小学生か中学生の時に民主化されたことになる。チャウシェスク政権は、個人崇拝と社会主義をごっちゃまぜにした政策を強いて、学校では彼の写真を教室ごとに飾り、生徒は通り過ぎるたびに敬礼か何かをしなければいけなったという。
Aさんは6月に永住のための申請をするという。今回で2度目の申請だそうだ。前回の申請は却下されたとのこと。理由は彼女の現在の職が永久職ではないからだ。
「これで駄目だったら、フィンランドを出てってやるんだから。2度と来るもんですか!」
と笑いながら言う。
「ここフィンランドはね、ロシア人が多いの。昔ロシアの領土だったこともあるからね。でもね、フィンランドにいたこともない純ロシア人が、彼らの祖父祖母が昔ここにいてフィンランド国籍を持っていたということだけで、すぐにフィンランド国籍をもらえてそれで大きな家ももらえるの。彼らは座っているだけ。私は全部一人でやって、それで永住権がもらえないってのに。」
フィンランドはかつて冷戦時代の西と東の狭間。それを垣間見た思いだった。チェコもかつてのそれである。チェコでの話はまたの機会に書こうと思う。

横の自己紹介を日本語と一緒にチェコ語とフィン語(書いてないに等しいですが)で書いていますが、書いているうちにチェコ人にもこのブログを読んでもいたくなったので、週に一回はチェコ語でブログを書こうかなあと思っています。他の理由は、やっぱりチェコ語をやり直したいなあという気持ちが正直あります。出来は悪かったにしても少しは身についた部分もあるし、なんとなく錆付かせたくないと最近強く思うようになりました。
チェコ語の自己紹介は自分が下書きしたものを、チェコ語の堪能な日本人の友人Tさんとチェコ人の友人に見てもらって直してもらいました。文法的な間違いも多かったですが、ハーチェクとチャールカのつけ忘れが多かったです。ハーチェクというのは「č」というアルファベットの上についている記号です。チャールカというのは「á」の上の記号です。チェコ語はアルファベットと発音は1対1対応なんですが、例えば「c」(日本語の「つ」)と「č」(英語のchurchの「ch」)の発音がきちんと単語を覚える上で区別ついていないと、これらを混同して間違えて書いてしまいます(少なくとも私はよくやる)。チャールカの場合だったら「i」(short vowel)と「í」(long vowel)で間違えます。例えば、「練習する」という単語の「cvičit」を「cvičít」と書いてしまったりとか。この区別簡単に出来るはずなんですが、「私は練習する」の時は「cvičím」と変化して、この時の「í」を頭の中で引きずってしまうんです。
なんにせよ、勉強不足と半年使わなかったことによることもあると思うので、少し勉強して思い出そうと思います。一応、金曜か土曜日あたりのどちらかはチェコ語の日にしようと思っています。
フィン語の勉強はとりあえずエクスプレス「フィンランド語」で全体像をつかむように頑張っているところです。まだ学校に行くかどうかは考え中:-)
最後に今日の一枚。日本から船便で送った荷物が届きました。しかし、こちらの郵便システムでは本人が荷物を郵便局に取りに行かなくてはいけませんでした。これらとは別にもう一箱物理の本を入れたものがまだ届いていませんが、これは特別郵袋印刷物というカテゴリーで別送で安く送ったからでしょう。いずれにせよ近いうちに届くはずです。この箱の中身でうれしかったのは、カレーのルーなどの日本食が入っていたこと。自分で入れたのをすっかり忘れていました。
チェコ語の自己紹介は自分が下書きしたものを、チェコ語の堪能な日本人の友人Tさんとチェコ人の友人に見てもらって直してもらいました。文法的な間違いも多かったですが、ハーチェクとチャールカのつけ忘れが多かったです。ハーチェクというのは「č」というアルファベットの上についている記号です。チャールカというのは「á」の上の記号です。チェコ語はアルファベットと発音は1対1対応なんですが、例えば「c」(日本語の「つ」)と「č」(英語のchurchの「ch」)の発音がきちんと単語を覚える上で区別ついていないと、これらを混同して間違えて書いてしまいます(少なくとも私はよくやる)。チャールカの場合だったら「i」(short vowel)と「í」(long vowel)で間違えます。例えば、「練習する」という単語の「cvičit」を「cvičít」と書いてしまったりとか。この区別簡単に出来るはずなんですが、「私は練習する」の時は「cvičím」と変化して、この時の「í」を頭の中で引きずってしまうんです。
なんにせよ、勉強不足と半年使わなかったことによることもあると思うので、少し勉強して思い出そうと思います。一応、金曜か土曜日あたりのどちらかはチェコ語の日にしようと思っています。
フィン語の勉強はとりあえずエクスプレス「フィンランド語」で全体像をつかむように頑張っているところです。まだ学校に行くかどうかは考え中:-)


いやー、早いもんでヘルシンキ来て1ヶ月経ちましたわ。ここ1ヶ月でブログも盛況になってきて、皆様には感謝感謝です。なんかそのおかげでブログの更新にいたく時間をとられているような(爆)。
今日は今月の支出を計算してみました。といっても家計簿をつけるほどまめではないので、いくら使ったかだけを計算してみました。銀行にいって残高明細を打ち出してきて(こういうことはできるようになった)、財布の中身とあわせて計算すると(家賃、光熱費などは除く)
512ユーロ
使いましたね。最初の月で物入りだったこともありますが、トゥルクに行ったりもしたので結構使ったなあ。やはりチェコにいたときのように、月に生活費2万円というわけにはいきませんな。
あ、チェコといえばアイスホッケー世界選手権優勝しましたねー。おめでとうございます!昨日テレビでスウェーデン対ロシアをやっていたんですけど、それが優勝決定戦かと思ってしまったんですが、チェコの空さんのページでチェコが優勝とわかりました。旧市街広場での大騒ぎ振りが目に浮かびますねー。
めでたいということで、ビールで乾杯ー(これ今日買ってきたフィンランドのビールです)。
今日は今月の支出を計算してみました。といっても家計簿をつけるほどまめではないので、いくら使ったかだけを計算してみました。銀行にいって残高明細を打ち出してきて(こういうことはできるようになった)、財布の中身とあわせて計算すると(家賃、光熱費などは除く)
512ユーロ
使いましたね。最初の月で物入りだったこともありますが、トゥルクに行ったりもしたので結構使ったなあ。やはりチェコにいたときのように、月に生活費2万円というわけにはいきませんな。
あ、チェコといえばアイスホッケー世界選手権優勝しましたねー。おめでとうございます!昨日テレビでスウェーデン対ロシアをやっていたんですけど、それが優勝決定戦かと思ってしまったんですが、チェコの空さんのページでチェコが優勝とわかりました。旧市街広場での大騒ぎ振りが目に浮かびますねー。









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今日アジアン食料品店で買ったのは「米」。私は米とコーヒーが大好きで、これらがにないと生きていけません。両者とも到着したその日から手に入れて食し始めたぐらいです。コーヒーはここならどこでも簡単に手に入ります。ただし、日本で愛用していたようなコーヒー専門店のブレンドにはまだお目にかかっていませんが。どこかおいしいコーヒー屋さんないかなあ。でも stockmannで買った挽きたてのコロンビアはおいしかったです、はい。
米は到着当日に買ったのは、日本米に近そうな短い米。でも味は今ひとつ。次の日にボスからジャスミン米をもらったのだが、日本米と味は異なるものの、炊き上がりのにおいは良いしなかなかおいしい。次は日本米を食べようと思っていたのだが、1ヶ月弱食べているうちに、もうこれでもいいかと思い始めて、結局またそれを買うことにしたのだ。10kgで15ユーロしました。5kgだと8ユーロです。私の場合、5kgでも一ヶ月もたないので、ちょっと重かったのですが10kgを買いました。
プラハにいた時も、炊飯器を使っていましたが日本で使っていたもので、大きな変圧器と一緒に使っていました。最初は小さな変圧器に炊飯器を接続して炊こうと思ったら、変圧器の変換電力が足りなくてが炊飯器が動かないと失敗をしました。それから電力の大きい変圧器を送ってもらったのですが、重たいのなんの。今回それを持ってくるのは嫌だったので、220ボルト用の炊飯器を持ってきたというわけです。


全くスカイプは便利なソフトである。インターネットさえあれば世界どこでも無料国際電話。研究の議論に雑談(こっちがメインだったりして)に大いに使っている。
今日も、N氏と現在行っている研究についてスカイプで1時間半ほど議論を行った。メールで書くと1週間以上かかることが、会話だとあっという間に終わる。便利な世の中だ。しかし、N氏との議論中に、他の友人からも電話がかかってきた。さすがに2つ同時にはできないということで、議論優先。議論が終わって待たせていた友人の方を耳を傾けてみると更に他の人も呼んで3人で会話をしていた。私も加わり4人で会話チャット。ヘルシンキ、プラハ、ドレスデン、ブレーメンの4者会談である。なんだか訳分からん。前者3人は物理学者でブレーメンの方は化学(だったか?間違っていたら訂正してください Hr.Nさん、ソラさん)が専攻の方である。しばらく話をして、私は腹がへったので
「もう抜けますよ」
というと
「だめ」
との返事。仕方ないので、マイクだけおいて台所で料理を始める。簡単な料理をし終えて机で飯を食おうと戻ってくると、まだやっている.....。しばらくLOM(listen only member:まーらいおん造語)で皆の会話を聞きながら飯を食う。この間に再びN氏からチャットが入り、4者会談の方は放置状態。ま、楽しくやっているみたいだし良いか♪私が食い終わってビールの飲んでいるときにプラハのソラさんが抜けてようやく終了(私が抜けたいと言ったときには終わってくれなかった泣)。来週か再来週にまた4者会談することだけ決めて終了した。N氏とはその後、更に30分ぐらいスカイプで遊んでしまった。スカイプって便利ですけけど、切際が難しいなあと最近思いますわ。
上記でチャットしたドレスデンのHr.Nさん、プラハのソラさんとは来月下旬ケルンで会うことになっている。最近それについての打ち合わせをスカイプで行うことが多い。そこで、ヘルシンキからケルンに安くいける方法はないかと思っていたところに Hr.N さんから聞いた情報が格安航空会社である。
というわけで、格安航空会社情報なのです。格安航空会社というのは、ぶっちゃけ大手航空会社ではあり得ない料金で飛行機を飛ばしている会社です。席がたくさん空いているなら税込み20ユーロ以下で乗れることもしばしば。ただし席が埋まりだすと値段が高くなって、大手航空会社と変わらなくなるとシステムです。旅行大好きまーらいおんですから、プラハにいたときにもeasy.jetやryanair などのメジャーどころは知っていて使ったことがあります。機内でジュースとか出ない以外は、大手航空会社と遜色ないと感じました。北欧系の格安航空会社については全然知らなかったので今回調べてみました。主な参考場所は
Flying Cheap
です。今回、大いに参考にさせてもらいました。
結論からいうと、ほとんどの格安航空会社はヘルシンキに飛んできていません。使える航空会社としては
Germanwings
blue1
だと思います。Germanwingsはヘルシンキからだとケルンまでしか飛んでいなくて、しかも隔日です。でも値段はそれなりに安い。blue1はヘルシンキからいろいろ飛んでいてその点は便利。だけど値段が高い。Flying Cheap! のページにも書いてありますが、スタートの値段は安いが、席が埋まりだすとすぐに高くなるようです。実際見てみる確かに言うほど安くない。39ユーロと謳っているがそんな値段なんて見つからない。安い席がそれだけ少ないということでしょう。それに比べてGermanwingsは安いと思う。今回ケルンまで税金入れて80ユーロ。ケルンからプラハにも今回この Germanwingsで行くのだが、税込み30ユーロである。ちなみに両者ともヘルシンキ市内のバスに広告が出ていますね。
あ、ヘルシンキではないですが Ryanairがタンペレとイギリスの幾つかの都市を結んでいます。イギリスに行くには便利かも。
それから、上で紹介したページにはないヘルシンキを起点とした会社として
Air Finland
というのがあります。ヘルシンキからプラハに飛んでいて便利そうなんですが、これちっとも安くありません。もともと格安航空会社の枠には入らないのかもしれません。会社のページにも書いてありますが、北欧の人を南欧とかに連れて行くのがメインだとか。じゃあ安くして欲しいところだが、北欧値段ってことですかね。
というわけで今回いろいろ調べて
フィンランドとヨーロッパ中央との(距離などの)差
を感じました。フィンランドに需要がないのか、ヨーロッパにみなされていないのか....。(ちなみに格安航空会社はちょっと前までは北欧に幾つかあったようですが、ばったばったとつぶれたのだそうです from Flying Cheap のページ)。
木の葉パンさんのページでも格安航空会社のことが紹介されています。
今日も、N氏と現在行っている研究についてスカイプで1時間半ほど議論を行った。メールで書くと1週間以上かかることが、会話だとあっという間に終わる。便利な世の中だ。しかし、N氏との議論中に、他の友人からも電話がかかってきた。さすがに2つ同時にはできないということで、議論優先。議論が終わって待たせていた友人の方を耳を傾けてみると更に他の人も呼んで3人で会話をしていた。私も加わり4人で会話チャット。ヘルシンキ、プラハ、ドレスデン、ブレーメンの4者会談である。なんだか訳分からん。前者3人は物理学者でブレーメンの方は化学(だったか?間違っていたら訂正してください Hr.Nさん、ソラさん)が専攻の方である。しばらく話をして、私は腹がへったので
「もう抜けますよ」
というと
「だめ」
との返事。仕方ないので、マイクだけおいて台所で料理を始める。簡単な料理をし終えて机で飯を食おうと戻ってくると、まだやっている.....。しばらくLOM(listen only member:まーらいおん造語)で皆の会話を聞きながら飯を食う。この間に再びN氏からチャットが入り、4者会談の方は放置状態。ま、楽しくやっているみたいだし良いか♪私が食い終わってビールの飲んでいるときにプラハのソラさんが抜けてようやく終了(私が抜けたいと言ったときには終わってくれなかった泣)。来週か再来週にまた4者会談することだけ決めて終了した。N氏とはその後、更に30分ぐらいスカイプで遊んでしまった。スカイプって便利ですけけど、切際が難しいなあと最近思いますわ。
上記でチャットしたドレスデンのHr.Nさん、プラハのソラさんとは来月下旬ケルンで会うことになっている。最近それについての打ち合わせをスカイプで行うことが多い。そこで、ヘルシンキからケルンに安くいける方法はないかと思っていたところに Hr.N さんから聞いた情報が格安航空会社である。
というわけで、格安航空会社情報なのです。格安航空会社というのは、ぶっちゃけ大手航空会社ではあり得ない料金で飛行機を飛ばしている会社です。席がたくさん空いているなら税込み20ユーロ以下で乗れることもしばしば。ただし席が埋まりだすと値段が高くなって、大手航空会社と変わらなくなるとシステムです。旅行大好きまーらいおんですから、プラハにいたときにもeasy.jetやryanair などのメジャーどころは知っていて使ったことがあります。機内でジュースとか出ない以外は、大手航空会社と遜色ないと感じました。北欧系の格安航空会社については全然知らなかったので今回調べてみました。主な参考場所は
Flying Cheap
です。今回、大いに参考にさせてもらいました。
結論からいうと、ほとんどの格安航空会社はヘルシンキに飛んできていません。使える航空会社としては
Germanwings
blue1
だと思います。Germanwingsはヘルシンキからだとケルンまでしか飛んでいなくて、しかも隔日です。でも値段はそれなりに安い。blue1はヘルシンキからいろいろ飛んでいてその点は便利。だけど値段が高い。Flying Cheap! のページにも書いてありますが、スタートの値段は安いが、席が埋まりだすとすぐに高くなるようです。実際見てみる確かに言うほど安くない。39ユーロと謳っているがそんな値段なんて見つからない。安い席がそれだけ少ないということでしょう。それに比べてGermanwingsは安いと思う。今回ケルンまで税金入れて80ユーロ。ケルンからプラハにも今回この Germanwingsで行くのだが、税込み30ユーロである。ちなみに両者ともヘルシンキ市内のバスに広告が出ていますね。
あ、ヘルシンキではないですが Ryanairがタンペレとイギリスの幾つかの都市を結んでいます。イギリスに行くには便利かも。
それから、上で紹介したページにはないヘルシンキを起点とした会社として
Air Finland
というのがあります。ヘルシンキからプラハに飛んでいて便利そうなんですが、これちっとも安くありません。もともと格安航空会社の枠には入らないのかもしれません。会社のページにも書いてありますが、北欧の人を南欧とかに連れて行くのがメインだとか。じゃあ安くして欲しいところだが、北欧値段ってことですかね。
というわけで今回いろいろ調べて
フィンランドとヨーロッパ中央との(距離などの)差
を感じました。フィンランドに需要がないのか、ヨーロッパにみなされていないのか....。(ちなみに格安航空会社はちょっと前までは北欧に幾つかあったようですが、ばったばったとつぶれたのだそうです from Flying Cheap のページ)。
木の葉パンさんのページでも格安航空会社のことが紹介されています。

同室の中国人Liさんは、2月にこちらに来てずっとゲストハウスに住んでいるのだが、奥さんがそこを気に入らないらしく、ここ2,3日新しいアパート探しに奔走している。昨日も今日もアパートの下見に行くため、夕方は割りと早く帰った。研究室にいるときもWEBページでアパート探しに余念がない。
「不満は言うが彼女は何もしない....。」
頑張れLiさん。きっといいアパートが見つかるさ←無責任。
私の場合、関係者がぜーんぶやってくれたので、何の苦労もしていない。当初2,3ヶ月したらどこか移ろうかなと思ったりもしたが、Liさんの様子を見ていると、もはやそんな気は起こらない。今のアパートは場所も stockmann に近くて便利だし、まわりにスーパーがいっぱいあるし、コミック屋はあるし(これ重要)、特に不満もない。たまに隣のあんちゃんのジャズがうるさい時があるが、たまになので許す(単に文句を言えない日本人)。
よって、どれくらいヘルシンキでアパートを探すのが難しいかわからないわけだが、Liさんの話では皆いつも良い物件を探しているから、本当に難しいなんて言っていました。値段は二部屋、ダイニング、キッチンで600ユーロぐらいって言っていたかなあ。場所にもよるんでしょうけど。昨日Liさんが見てきた物件は、それぐらいのクラスで割りと条件にあっていたらしいのだが、結構古い建物とのこと。しかも15人ほど申し込みがあるらしく多分無理だろうなあと言ってました。
そういえば、チェコにいたときも関係者が全部やってくれたなあ。なんて恵まれているんだ...。海外生活は3年目だがアパート探しの経験値は0。次も海外だと苦労しそうだなあ~。
「不満は言うが彼女は何もしない....。」
頑張れLiさん。きっといいアパートが見つかるさ←無責任。
私の場合、関係者がぜーんぶやってくれたので、何の苦労もしていない。当初2,3ヶ月したらどこか移ろうかなと思ったりもしたが、Liさんの様子を見ていると、もはやそんな気は起こらない。今のアパートは場所も stockmann に近くて便利だし、まわりにスーパーがいっぱいあるし、コミック屋はあるし(これ重要)、特に不満もない。たまに隣のあんちゃんのジャズがうるさい時があるが、たまになので許す(単に文句を言えない日本人)。
よって、どれくらいヘルシンキでアパートを探すのが難しいかわからないわけだが、Liさんの話では皆いつも良い物件を探しているから、本当に難しいなんて言っていました。値段は二部屋、ダイニング、キッチンで600ユーロぐらいって言っていたかなあ。場所にもよるんでしょうけど。昨日Liさんが見てきた物件は、それぐらいのクラスで割りと条件にあっていたらしいのだが、結構古い建物とのこと。しかも15人ほど申し込みがあるらしく多分無理だろうなあと言ってました。
そういえば、チェコにいたときも関係者が全部やってくれたなあ。なんて恵まれているんだ...。海外生活は3年目だがアパート探しの経験値は0。次も海外だと苦労しそうだなあ~。

ヘルシンキ大学で夏期フィンランド語コースの案内がでました。短期だからなのでしょうが、1ヶ月で48コマとは相当ありますなあ。夕方からの授業でも4時ぐらいからだし、参加しようか悩んでいるところ。値段も高くないしどうしようかなと思っているのだが、チェコ語の学校に通っていたころの痛い思い出がよぎるなあ...
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このブログの左隣に、ドゥブナというロシアの地名の写真があるが、観光ガイドブックなどには載っていない、モスクワから北に120kmぐらいの所に位置する小さな町である。なんで、そんな町の写真があるかというと、ここには Joint Institute for Nuclear Research という研究所があり、その研究所で開催された会議に2回ほど出席したからである。
今日はボスとの長い昼飯の時間に、その研究所の話題が出た。彼は学生時代はソ連の大学にいたということもあって、ロシア事情は割りと詳しいし、ロシア人の知り合いが多い。我々二人のこの町に対する共通見解は
退屈な町
である。
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今日はボスとの長い昼飯の時間に、その研究所の話題が出た。彼は学生時代はソ連の大学にいたということもあって、ロシア事情は割りと詳しいし、ロシア人の知り合いが多い。我々二人のこの町に対する共通見解は
退屈な町
である。
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今日、ヘルシンキ、ドレスデン、富山を拠点とする物理学者まーらいおん、Hr. N氏、M氏とでスカイプによる3者会談が行われた。この3者は以前紹介したS44±1会に所属しており、春に行われた第2回総会においては、Hr.N氏のみがドレスデンに在住のため出席できなかった。今回の会談により3人のお互いの近況を知ることができた。
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このブログにも何回か登場した Lindstrom さんに会いました。この先生、私のやっている分野、nonlinear sigma model 関連では神様みたいな人で、是非会ってみたいと思ってました。私がぐずぐずやっているせいでなかなか会えなかったのですが、今日あって少しお話しました。
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今日は、昇天祭と呼ばれる祝日。カレンダーは赤く印がついていないが、そういった休みはバンクホリデーとか言われているらしく、少なくともイギリスでは公共機関だけが休みで、他のお店とかはやっているらしい(日本人の同僚のKさん談)。大学も普通に開いていたようだ。
Kさん:「まあでも、ここはフィンランドだし大学も休みじゃないかなあ。」
つまりフィンランド人の国民性から大学商店ひっくるめて全部休みではないかというのである。かくして、それはその通りでレストランやキオスク以外のお店は全部閉まっていた。日曜日にさえやっているスーパーマーケットも休みで、この祝日はより”強い”休みというわけだ。
Kさんの「フィンランドだし」という言葉は在留外国人の使いそうな典型的な言葉だと思う。かく言う私もチェコにいたときはこの言葉を頻発していた。「チェコ人だし...」「ここはチェコだから...」といった具合だ。習慣・文化の異なる国に来ているのだから、そう感じるのは当然だと思う。Kさんはイギリスに3年、ここフィンランドに2年いらっしゃったということで、そういったことをよく理解していると思うのですが、なんとなくチェコにいたときの私を思い出してしまいおかしくなってしまいました。
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Kさん:「まあでも、ここはフィンランドだし大学も休みじゃないかなあ。」
つまりフィンランド人の国民性から大学商店ひっくるめて全部休みではないかというのである。かくして、それはその通りでレストランやキオスク以外のお店は全部閉まっていた。日曜日にさえやっているスーパーマーケットも休みで、この祝日はより”強い”休みというわけだ。
Kさんの「フィンランドだし」という言葉は在留外国人の使いそうな典型的な言葉だと思う。かく言う私もチェコにいたときはこの言葉を頻発していた。「チェコ人だし...」「ここはチェコだから...」といった具合だ。習慣・文化の異なる国に来ているのだから、そう感じるのは当然だと思う。Kさんはイギリスに3年、ここフィンランドに2年いらっしゃったということで、そういったことをよく理解していると思うのですが、なんとなくチェコにいたときの私を思い出してしまいおかしくなってしまいました。
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私の働いているヘルシンキの研究所について今日は紹介。
この研究所はヘルシンキ大学内にあるのだが、運営はヘルシンキ大学、ヘルシンキ工科大学、ユバスキュラ大学の3つで運営されている。研究内容はそれなりに広くて、私の専門である素粒子理論はもちろん、宇宙論、レーザー、量子光学、核物理、素粒子実験、バイオなどに渡っている。しかし、物性についてはないようだ。そういった内容は研究所ではなく大学のほうで力を入れているのかもしれない。
研究所は物理学科の建物中にあるのだが、他に化学、数学の建物もある。他の学部はヘルシンキの他の場所にあるようだ。この建物は4年前にできたもので、そのため非常にきれい。デザインもモダンで設備も近代的。学生用の部屋と教授、ポスドク用の部屋に分かれていて、学生の部屋が一番密度が高く、ポスドクの部屋は一部屋あたり、一人か二人でかなり広め。机の面積も大きい。部屋によっては近くにある海を眺めることができる。私の部屋からも少し見ることができよい気分転換になりそうだ。また、建物内には休憩スポットがいくつかあって、机といすがおいてある。夏になると気持ちよさそうな場所がいくつかあるので利用したいなあ。天井は採光式で建物内は明るくてよい感じ。セキュリティー面では至る所にマグネットキーがあって、昼間は良いが、夜になるとマグネットキーがないとドアを開けることができず、自由に移動できない。また、キーによっては開かないドアもあり、開くドアを捜し求めて行ったりきたりすることもある。
建物内では研究所のエリアと物理学科のエリア、コンピュータ管理者のエリアが、ごっちゃになっていていまいちどこに誰がいるのか把握しにくい。かくいう私も所属は物理学研究所であるが、部屋は物理学科のポスドクと一緒の部屋である。教授陣も建物の中でごっちゃに混ざっているのでなかなか把握できなかったが、最近やっとどこに誰がいるかだいたい把握できた。素粒子理論(現象論は除く)の先生方は、Kari Enqvist 先生、Esko Keski-Vakkuri 先生、私のボスの Masud Chaichian先生、そして長期滞在で来ている Ulf Lindstrom 先生(どういうわけか研究所にはほとんど来ない)である。フィンランドで一番の研究所らしく有名な先生が多いのだが、昨日、もう一人有名な人がいることを発見(部屋が離れているし、研究所のホームページにも名前がなく、物理学科のページに出ていたのでわからなかった:-))。Olive-Montonen duality で有名な Montonen 先生である。昨日ボスと飯を食べているときに彼の話題が出て「知ってるか?」と聞くので、もちろん知っているがなんでそんなことを聞くんだというと、ここの人間という話ではないか。考えてみれば~nenというのはフィンランド人の名前だ。Mika Hakkinen, Ahonen などなど。
「そうそう、Chaichian とかね」
と私のボス。いやいや、"n"しかあってないし、あんたはイラン人でしょ。食事の後、少し Montonen さんと話をしたが、とても温和そうでよさそうな人でした。非常に賢い人のようなので、いろいろ聞くことにしよう。
というわけでこの研究所かなりよい場所なので、2年間頑張って仕事をしたいと思います。これから楽しくなりそうだにゃ~。
この研究所はヘルシンキ大学内にあるのだが、運営はヘルシンキ大学、ヘルシンキ工科大学、ユバスキュラ大学の3つで運営されている。研究内容はそれなりに広くて、私の専門である素粒子理論はもちろん、宇宙論、レーザー、量子光学、核物理、素粒子実験、バイオなどに渡っている。しかし、物性についてはないようだ。そういった内容は研究所ではなく大学のほうで力を入れているのかもしれない。
研究所は物理学科の建物中にあるのだが、他に化学、数学の建物もある。他の学部はヘルシンキの他の場所にあるようだ。この建物は4年前にできたもので、そのため非常にきれい。デザインもモダンで設備も近代的。学生用の部屋と教授、ポスドク用の部屋に分かれていて、学生の部屋が一番密度が高く、ポスドクの部屋は一部屋あたり、一人か二人でかなり広め。机の面積も大きい。部屋によっては近くにある海を眺めることができる。私の部屋からも少し見ることができよい気分転換になりそうだ。また、建物内には休憩スポットがいくつかあって、机といすがおいてある。夏になると気持ちよさそうな場所がいくつかあるので利用したいなあ。天井は採光式で建物内は明るくてよい感じ。セキュリティー面では至る所にマグネットキーがあって、昼間は良いが、夜になるとマグネットキーがないとドアを開けることができず、自由に移動できない。また、キーによっては開かないドアもあり、開くドアを捜し求めて行ったりきたりすることもある。
建物内では研究所のエリアと物理学科のエリア、コンピュータ管理者のエリアが、ごっちゃになっていていまいちどこに誰がいるのか把握しにくい。かくいう私も所属は物理学研究所であるが、部屋は物理学科のポスドクと一緒の部屋である。教授陣も建物の中でごっちゃに混ざっているのでなかなか把握できなかったが、最近やっとどこに誰がいるかだいたい把握できた。素粒子理論(現象論は除く)の先生方は、Kari Enqvist 先生、Esko Keski-Vakkuri 先生、私のボスの Masud Chaichian先生、そして長期滞在で来ている Ulf Lindstrom 先生(どういうわけか研究所にはほとんど来ない)である。フィンランドで一番の研究所らしく有名な先生が多いのだが、昨日、もう一人有名な人がいることを発見(部屋が離れているし、研究所のホームページにも名前がなく、物理学科のページに出ていたのでわからなかった:-))。Olive-Montonen duality で有名な Montonen 先生である。昨日ボスと飯を食べているときに彼の話題が出て「知ってるか?」と聞くので、もちろん知っているがなんでそんなことを聞くんだというと、ここの人間という話ではないか。考えてみれば~nenというのはフィンランド人の名前だ。Mika Hakkinen, Ahonen などなど。
「そうそう、Chaichian とかね」
と私のボス。いやいや、"n"しかあってないし、あんたはイラン人でしょ。食事の後、少し Montonen さんと話をしたが、とても温和そうでよさそうな人でした。非常に賢い人のようなので、いろいろ聞くことにしよう。
というわけでこの研究所かなりよい場所なので、2年間頑張って仕事をしたいと思います。これから楽しくなりそうだにゃ~。
