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海外脱落組のお気楽物理学者
チェコの思い出2
2005年05月22日 (日) | 編集 |

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実は、6月下旬に私がいたプラハの研究所に1週間ほど滞在することになっている。チェコ人の同僚に会うのはもちろん、日本人の友達と会えるのでとても楽しみだ。滞在先は多分私が昔住んでいたところの「Hotel Mazanka」になるだろう...。Hotelとは言っていますが寮みたいなもんです。共同の台所だったし、部屋も狭い。住めば都ですが、短期滞在した人の反応はまちまちでしたね(笑)。


さてさて、以前「チェコの思い出」で少し、チェコに行ったころついて書きましたが、今回は行った理由を書こうと思います。

私が博士を取ったのは4年前です。私は大学の職かポスドクを希望したのですが、直ぐにその手の職の口はなく非常勤講師をしながらT工大で研究生をしていました。まあ、私は論文数は少なかったし、この分野特に職を見つけるのが難しいのはわかっていましたから、仕方がないかなと思いながら頑張っていました。

その当時の私の夢は

「ポスドクで海外生活」

でした。ヨーロッパでもアメリカでもいいから、滞在中海外旅行しまくりたい研究生活ってやつをやってみたい~と思っていおりました。ポスドクってあまり日本で知られていない言葉だと思いますが、ポストドクトラルフェローの略で「博士を取った後に、大学や研究所でお給料を貰って期限付き(だいたい2,3年)で研究をする研究者」のことです。基本的に大学で授業を教えるとかの義務もなくて、研究だけできる幸せな身分です。期限付きですが。未だ家の親、私がどういう身分だか正確には理解していないかもしれない…(´・ω・`)

106_0635s.jpgミクラーシュ教会前からのぞむプラハ城


でも、海外のポスドクもそんな甘くないです。論文が少ない、更には全く知られていない人間なんて雇ってくれません。それはある程度わかっていたので、私のとった戦法は「数打ちゃ当たる」です。当時はそれこそ1日中ネットスケープにかじりついて世界中の大学や研究所を探しまくりました(この間研究してません)。相手の専門もなにも関係なしに(今考えると非常に間抜け。若気の至り?)、手当たり次第全部で110件ぐらい応募しました。それでも今年は無理だろうなあと思っていたんですが、いるんですねー、拾ってくれる人が。なんと3通もオファーがキター(゚∀゚)ですよ。オファーをくれた国は

1、インド
2、ロシア
3、チェコ

でした。ロシアはドゥブナです。月給100ドルです。生活は出来ると言っていましたが少し考えどころ。ここしかなかったら間違いなく行っていたと思います。チェコはプラハの研究所でした。月給は東欧価格です。これ以上はちと言えん。でも一番待遇が良かったし、ヨーロッパの真ん中なので、旅行するには国際会議参加とか研究所回りするには良さそう(゚∀゚)

という流れでチェコまで来ることになりました。来てからの苦労話は、チェコ語学校のところで少し書きましたが、他にもいっぱいあるんだなあ(笑)。またの機会に書こうと思います。

99101345s.jpg最後にチェコではじめて過ごした年明け。旧市街広場で皆新年を祝ってドンチャン騒ぎ。んで、漏れはここで電子辞書をすられたわけだが(笑)。


99101340s.jpgこの花火、適当な方向に打ちよるもんだから、毎年何人か失明するとか。これは笑えん。