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海外脱落組のお気楽物理学者
少しセンチメンタル
2005年07月04日 (月) | 編集 |
今日は、こちらの共同研究者と議論。昨年9月にやった仕事の続きをやろうという訳である。基本となる話を私がして、仕事の方針を話し合っていた。共用のサロンで議論をしていたのだが、途中見知った顔が...

ま:「おお!Jan!お久しぶり!」
Jan:「まーらいおん!久しぶりだな!」

Janさんは、先週までフランスにいたのでまだ私とは会っていなかったのだ。彼も Vojtech と共に私のことをよく気にかけてくれる人の一人だ。年は一回りも違うが、とても仲良くしてもらっている。私がフィンランドにポジションを取ったときも、すごく喜んでくれたのだ。

思い出話もそこそこに、彼も議論に加わった。彼の質問は的確で質問される側の私にもとてもためになる。共同研究者との仕事とは別に、彼とは私が話した話題について別の日に議論を行うことになった。

議論も終わり一息ついていると、Vojtech がやってきた。彼は明日から休暇に入り、来週の月曜日まで来ないので、もう私に会えないということでお別れの挨拶に来たのだ。彼は、休暇中は彼の別荘があるシュマバ山にいるという。

Vojtech:「まーらいおん、残りの日程も楽しんでな。」
ま:「ああ、ありがとう。そちらも休暇を楽しんで。」
Vojtech:「いいか、まーらいおん。もし何か進路で障害があったら、俺のことを思い出せよ。俺はお前の成功をいつも願っているから。」

彼の一言はいつも私を勇気付けてくれる。チェコにいたときもそうだし今もそうだ。

Vojtech:「そうそう、いつもメールありがとう。お前からのメールはいつも楽しみにしているから、またヘルシンキから近況を教えてくれよな。」

そして彼は帰っていった。

7時半からはボスに招待されていた劇に向かった。その劇は旧市街ある「ツェレトナー劇場」で行われた。劇はチェコ語であるが、英語字幕もあると言うことなのだが....字幕の切り替えが早すぎてついていけない。それでもなんとか話の内容はつかんだ。しかし、詳細はいまいちつかめなかった。残念。

劇の後は、少し市街を見て回ろうと旧市街広場に向かう。しかし、何か物足りない感じがする。前なら、ここから電話して仲の良かったT氏やFH氏を呼んで飯でも食いに行ったのだが、彼らは今日本だ。もちろんプラハには他に仲の良い友人が何人かいるが、特に苦楽を共にしたのはこの二人だったのだ。今、T氏は博士課程の学生として、FH氏は研究所のポスドクとして頑張っている。私もフィンランドにポストを得た。そう、みんな変わらずにはいられないのだ。結局手持ち無沙汰のままムゼウム駅から地下鉄で帰った。7月1日から地下鉄のチケットは12コルナから20コルナに値上がりした。プラハもEU加盟後少しずつ変わっていっているように思う。また来た時には、町も変わっているだろうし、知っている人も何人か去っていっているだろう。少し寂しくせつない気持ちになる。だから今を大事にしたいと願わずにはいられないのだ。

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