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海外に10年在住後帰国。2020年に男の子のたーくんを養子に迎えました。子育てと普段の生活を面白おかしくつづります。
プリトビツェ湖群国立公園-バルカン半島放浪記7-
2005年09月30日 (金) | 編集 |
ザグレブに早朝到着して、ユースホステルを確保。
その足で直ぐに世界遺産プリトビツェ湖群国立公園に向かった。

これまでの旅の疲れを忘れさせてくれる美しさです。もはや何も語りますまい。
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アヒル(?)の下に魚も見えます。
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いくら歩いても飽きること無い風景。1日では満足しない。
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回りたいのはやまやまの美しさだが、疲れが足に来てここら辺りでグロッキー。景色を楽しむ余裕がなくなって来た...。
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しかし、この滝だけは見逃せないと頑張って降りました。相当の落差から水が落ちてきます。
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117_1788.jpg夕方にザグレブに戻る。もはや町を回るだけの体力が無い...。一刻も早く布団に身を沈めてしまいたい。ピザ屋でピザとビールを食す。空腹は最高の調味料。この日のビールは格別であった。直ぐに宿に戻りあっという間に眠りに落ちてしまった。しかし、このことが後のトラブルを引き起こす元となってしまったのだ。

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Nähdään ! また会いましょう
2005年09月29日 (木) | 編集 |
今日、研究所で唯一の日本人同僚のKさんが帰国されました。
最後に表通りまで荷物持ちをしてタクシーの前でお別れ。
ほんといろいろお世話になりました。日本に戻られてもお元気で!

まわりの木々は色づき、平日の市場の出店も少なくなりました。
冬が全速力でやって来るようです。

さあ、明日からまた頑張ろう。風邪による遅れも取り戻さないと。

寂しくなったらオーロラでも見に行けばいいさ。

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優勝おめでとう~
2005年09月29日 (木) | 編集 |
本日から勤務に復帰しました。
まだ、本調子ではありませんが、無理をせず
少しずつ前のペースに戻して行こうと思います。
ご心配していただいた皆様どうもありがとうございました。

さて今、阪神優勝が決定しましたね~。
6月9日から1度も2位に落ちなかったなんてすご過ぎです。
日本シリーズが楽しみだぁ~。

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マジック1です!
2005年09月29日 (木) | 編集 |
いよいよですね!今日インターネット中継やっているところ探さないと!

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サラエボ散策-バルカン半島放浪記6-
2005年09月28日 (水) | 編集 |
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117_1727.jpgサラエボ旧市街バシチャルシァ。朝の静けさの中石畳を散歩するのは気持ちがいい。

117_1728.jpg旧市街の中心とも言えるセビリ(水飲み場)。多くの観光客が集まる。泥棒も多いので注意。

ここで疲れて座っていると怪しげな男が寄って来た。

男:「今私は離れたところにある病院に行かないといけないんだ。
そこで、申し訳ないんだけどお金を貸してくれないだろうか?
代わりといっては何だけど、このレイバンのサングラスをあげるから。」

心底お墨付きDQNである。
こんなのに騙されるやつがいるのか?
どうせレイバンのサングラスも偽者だろうし、
もちろん金を渡す気はさらさらない。
ただでさえ、あの女のせいでいらいらしていたので怒りマックスである。

男:「どう?助けてくれないか?」
ま:「いやだね。お前で何とかしろ!」

と一言いってその場を去った。
ボスニアあほばっかですか?

117_1732.jpg旧市街に程近い図書館。内戦でほぼ破壊されたようだ。

117_1730.jpg第1次世界大戦のきっかけを作ったサラエボ事件現場。ここでボスニアを統治していたオーストリアーハンガリー帝国のフランツ・フェルディナント皇太子夫妻がセルビア人青年によって殺され、第1次世界大戦が始まった。

117_1737.jpgセビリから北東に向かい、途中真新しい墓地を登っていくと、サラエボを見渡せる展望台に出る。墓地では献花をしている人もちらほら。

117_1755.jpg昼飯時に一緒になった、ニュージーランド在住セルビア人夫婦に教えてもらった穴場(?)のトルコ人の家。歴史的建築物のようだ。

117_1747.jpgどこか日本的な雰囲気のある庭と建物。でも中はなんだかトルコちっく(?)。

117_1757.jpgサラエボオリンピック会場。現在も市民のための施設として使われているようだ。競技場周りには非常に多くの墓地がある。そこはもともとは五輪スタジアムの補助フラウンドであったが、紛争中、犠牲者を墓地に運ぶことすらできず、埋葬する場所もなかったためにグラウンドを墓地にしたとのこと。砲撃を避けて埋葬は早朝か夕暮れ時に行われたようだ。

117_1759.jpg巨大チェスを興じる人々。近くの公園では子供たちが元気に遊んでいた。先ほどのいらいらも少し和らいで気持ちが落ち着きました。

夕方荷物を持ってバスターミナルへ向かい、ザグレブ行きのバスを待つ。
何か買おうかと財布を見るとボスニアの金以外に見慣れない硬貨が入っている。

スロバキアの硬貨?

同じ数字でもボスニアの硬貨に比べて価値が落ちるものだ。
やられた..。おつりの中に紛らせられたのだ...。
どこまで腐ってるんだボスニア....。
いや、はっきり言ってやろう。
クロアチア人!おまえらだよ!腐ってるのは!

少し暗い気持ちでバスに乗り込む。
バスの中でさっさと寝ようと思いきや、
となりの人が夜中の2時を過ぎてもうるさい。
どうも英語ネイティブとイギリスに留学しているクロアチア人の
友達同士のようだ。しょっちゅう移動するしとにかくうるさい。
そこで一言。

ま:「頼むから静かにしてくんない?」

一言「ああ」と返されてまたうるさくさえずるイギリス野郎。

ええ!?あんたわたしの言う事は無視ですか?

プラハでもへべれけになるまで飲んで周りに迷惑をかけるのはイギリス人。
そして、ここまでオレを不快にさせるクロアチア人。
お前ら世界3大大迷惑に指定じゃ!

そしてクロアチア人同士の会話でよく出てくる

「モジェ、モジェ」

も頭に響いて鬱陶しい...。すべてが鬱陶しい。
もう怒りマックスである。
耐えて耐えてもはや限界と思ったころ、やっと静かになった...。

そしてバスはクロアチアの首都ザグレブに到着。
これから気を取り直して世界遺産プリトビツェに向かう。
自然世界遺産が沈んだ気持ちを癒してくれるさ。

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サラエボ危機-バルカン半島放浪記5-
2005年09月27日 (火) | 編集 |
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サラエボに到着したとき、一人の女が寄って来た。Ivanaと名乗るその女性は、サラエボでプライベートルームをやっているという。プライベートルームはこの辺りでメジャーな宿泊システムだ。街中でそれを紹介してくれるところもあるが、ここで決まるなら楽だし彼女の家に泊まることにした。

彼女の家へ向かうがてら、いろいろ話をする。しかし、どうもそれほど英語が堪能ではないようだ。少し会話がかみ合わないなという思いとともに、少しずつ違和感も感じつつあった。しかし、まだこの時はそれほど深刻には考えていなかった。

「あちら側にはセルビア人がいるのよ」

山の方を指差しながら、なんだか憎憎しげにそう彼女は確かに言った。彼女も内戦の犠牲者なのだろうか。何か訴えたいようであったが、すぐに話題は変わってしまった。

彼女の家はサラエボのかなり西側にあった。部屋の一室にベットが3つ。ある程度の人数が泊まれるように整えてあるようだ。驚いたのは、電気が現在使えないこと。彼女の言い訳によれば、前日泊まった日本人がブレーカーを飛ばしてしまったからだと言っていたが、ちょっと不安。夜はろうそくで過ごすという。なんとなく不安に思いながら荷物整理をしていると、彼女が市街に用があるので、途中見せたいところもあるから一緒にどうだと誘われる。夕方の市内も見てみたかったし、彼女について行くことにした。

117_1722.jpg市街へ向かう途中にある置き去りにされた戦車。


彼女が見せたいといっていたのは、ボランティアの集まる家。あまりはっきり趣旨は分からないボランティアであったが、アートを通して、サラエボの町を元気付けるといった趣旨だろうか。中には驚いたことに、日本人の方が二人ほどいた。少し話をすると、案内してくれている彼女のことを知っているようだ。そしてとんでもない話を聞いてしまった。

「気をつけて下さいね。彼女頭おかしいですよ」
「男食いで旅行者の間では有名みたいですよ」
「金を盗まれたって話も聞きますし」


え?

ええー!?

なんてところに宿泊することにしてしまったのだ!といって今から宿変更をするにも...。荷物は全て彼女の家にある。用事を済ませて帰ってきてからでは、もはや宿を変えている時間もない。なんとか乗り切って朝おさらばするしかないか...。混乱して考えがまとまらない。そうこうしているうちに、彼女が市街へ向かうというので、荷物を預けている身としてはついていくしかない。しかし、あんな話を聞いた後では、まともな相手として話を聞いていられない。途中いろいろ話しかけてくるが、すべて怪しく聞こえる。いや、実際に怪しいのだ。

「あなた何歳?え?それ、私と同じ年ね」

どうみてもその女は50を超えている。さばを読むにもほどがある。

「私、ドイツ国籍を持っているの。私と結婚するとドイツ国籍を得られるわよ。家は実はベルリンにあるのよ。どう?結婚しない?」

そんな話は到底信じられない。よしんば本当だったとして、会ったばかりの男にそんなことをいうやつの言うことを信じられるはずも無い。

そして街中でテイクアウトで食事を買う。待っている間

「ねえ、寒いわね...」

とわざとらしく、こちらが上着をかけるのを催促する。そんなことするはずもあるまいに。もはや自分の中で全てが黒である。話をするのも嫌になってきてしまった。

家に戻って、暗闇の中ろうそくをつける。そしてろうそくの明かりで荷物を整理していると、

「ねえ、今夜は同じベットで寝ようよ。さわらないから。」

決定的な一言。
もう駄目だ。
こいつは狂っている。
こいつとこれ以上いたら、何をされるか分かったものではない。
そして、私は切れた。

「あほか!お前は狂っている!」

怒鳴った瞬間、子供のようにおびえ、謝る彼女。
それでも私の怒りはおさまらない。

「もうこれ以上はここにいられない!もう出て行く!」

女:「ごめんなさい。わかった...。もう何もしないから...。私はこちらの部屋で寝るから」

すごすごと女は出ていく。

そして、先ほど買ってきた飯だけは暗がりの中で二人で食べる。彼女は押し黙って何も言わない。あれだけ怒れば当然だが、それが彼女の精神的に破綻している部分を露呈しているように思えてならない。

そして、お湯が出ないので冷水だけ浴びてベットに入る。幸い部屋は分かれているので、気休めの鍵フックをして床についた。とはいっても気が気で眠れぬどころの話ではない。

寝たんだか寝てないんだかよくわからない朝を迎える。一応無事だったようだ。彼女は朝到着のバスから降りる乗客を捕まえるために、朝早く家を出るといっていた。確かにいない。全く次の犠牲者は誰なのか。

さっさと退散しようと荷物をまとめていると彼女が帰ってきた。獲物は捕まらなかったようだ。私は、夜のバスでザグレブに向かうので、昼中にサラエボ観光をする予定だ。彼女は荷物を置いていって、夕方取りに来ればいいと提案した。ここは、断固として断って荷物ごと家を出て行くべきなのだが、

「荷物を取りに行くだけだから危険はないか」

と荷物を置くことにしてしまったのである。二重に馬鹿である。これが、また後のトラブルの元になるのはわかりきっていたのに。かくして、それはそのとおりになった。夕方戻ってくると、約束の時間にもかかわらず、彼女は帰っていない。仕方ないので彼女が帰ってくるまで団地の一室で待つより他に無い。待てど暮らせど戻って来ない。バスの時間もあり、かなり焦り始めた。

しばらく待っていると、近所の子供が一人寄って来た。彼はデジタルカメラに興味を持ったらしく、持たせてくれとせがむ。が、一度渡したらどうなるか分かったものではない。逃げられるか、壊されるか。拒否していると、彼は私を足蹴に始めた。子供の蹴りなど造作も無いが、非常に腹が立つ。こちらが吹っ飛ばすことはできるが、親が飛んできたら、英語も通じないだろうし、言い訳の仕様も無い。無視して外に出ると、追いかけてくる。これほど子供を本気で殴りたいと思ったのは初めてである。彼女が帰ってこないいらいらもあったのだろう。いい加減にしろと思った矢先、親が来て子供を注意し、子供はすごすごと戻っていった。これだからガキは嫌いなのだ。

そして、いらいらの頂点で彼女が帰ってくる。さっさとせかして家の玄関を開けさせる。自分の荷物を取ると、そこには見知らぬ荷物が一つおいてあった。次の犠牲者である。

117_1719.jpg未だ残る戦争の傷跡。弾痕の跡が痛々しい。

117_1725.jpg旧市街では、戦争の跡らしきものは見られず、多くの観光客で賑わっていた。

彼女とは別れの挨拶もせずに出た。ここまで、危険と不快にまみれた日は初めてだが、彼女は本当に単なる男狂いの狂人だったのだろうか?私は、彼女が内戦の被害者であり、家族を殺され狂ってしまったのではないかと考えている。最初のセルビア人に対する発言、すぐに人を求めてしまう行動。それらがそう推測させるが、やはり推測の域を出ない。墓で埋まったオリンピック競技場、破壊され廃墟のままのビル。そういったサラエボの風景を思い出しながら、私は非常にもやもやした気持ちのままサラエボを後にした。

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病院へ行こう
2005年09月26日 (月) | 編集 |
微熱が続いてどうももいまいち風邪が治りきりません。なので、さすがに病院に行きました。華南さんの以前のコメントにあるように、会社、大学が契約している病院があって、そこに行けば無料で診察を受けられるとのこと。ヘルシンキ大学にもありました。頼りになる同僚が教えてくれました。

病院はハカニエミマーケットの近くにある「メヒライネン病院」。S-marketの入っているサークル状の建物の3階です。病院内部は

超クリーン!

まずは、受付で先生をあてがってもらうようですが、番号札を取って順番を待ちます。番号札は3種類の中から選びますが、全部フィンランド語です。多分一番上のボタン「Ilmaine...(個人..?)」だと思われ。受付に呼ばれたら、KELAカードを見せて(無くてもよい)、指定された番号の部屋の前に行って、自分が呼ばれるのを待ちます。というか直ぐに診て貰うことができました。待ち時間が長いのは「健康センター(terveykeskus?)」にあてがってもらったときということかなあ。情報がいまいち錯綜しています。うーん。

さて、いろいろ診察を受けた結果は、やっぱ風邪でした。ウイルスが無くなるまで、2週間ぐらいかかることもあるから安静にしておけとのこと。うーん、微熱が続くのが気になるんだが、それ以外の症状は少し咳が出るぐらいだしとりあえずそうするしかないかあ..。昔ながーい間微熱をわずらったことがあり、それに似ているので少し心配ですが、ここは、がまんがまん。特に必要もないんですが、大学を2,3日休むための診断書をすぐに出してくれました。こういうシステムってすごいなあと感心します。

さて、気になるお値段は10分の診療で35ユーロぐらいでした。処方箋なし。ともあれ、無料だったので問題ないですが、保険がない場合の日本の医療費と同じぐらいでしょうか?

というわけで、ヘルシンキ大学の皆さん、病気になったらそこに行きましょう。無料で見てもらえるのはやっぱ大きいなあ。同僚のATさん、本当にサンクスです!

というわけで、あと2,3日安静にします。週末までに改善しない場合はまた医者に行って相談しましょう。早く直りたい...。

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モスタル-バルカン半島放浪記4-
2005年09月25日 (日) | 編集 |
116_1690.jpgモスタルはドブロブニクから1時間半あまり。サラエボへ続く幹線道路の途中にある。モスタルのバスターミナルから旧市街の観光地までは歩いて10分程度。途中土産物屋を冷かしながら歩くと、モスタル観光のメイン「スタリーモスト」へ到着する。スタリーモストとはクロアチア語で「古い橋」という意味で、同じスラブ語言語族のチェコ語と同じ言い方である。

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味噌煮込みうどん
2005年09月25日 (日) | 編集 |
風邪いまいちよくなりませんね...。もういい加減月曜日に病院に行きましょう。ホント。昔かかった病気の症状に似ているので、それも確認した方がいいようだ..。って暗い話やめやめー!食欲はあるんだからいいもん食べよう。今日は奮発して、味噌煮込みうどんだ!

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作り方:

1.おろししょうが、豚肉、みそ、豆板醤少々を一緒に炒める。焦げ目がつくぐらいが香ばしい。料理酒があるとなお良い。

2.味噌をお湯に溶かしたものを炒めていた鍋に入れる。だしも入れましょう。

3.うどん、にんじん、長ネギを切ったものを上から入れる。

4.卵も落として煮込みます。

しょうがの風味と豆板醤のピリカラ具合が食欲をそそります。スープまで完食。
おいしゅうございました。

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スプリットからドブロブニクへ-バルカン半島放浪記3-
2005年09月24日 (土) | 編集 |
115_1600.jpg列車がスプリット駅に到着すると、宿引きのおばちゃんが寄ってくる。ここクロアチアでは所謂「プライベートルーム」と言われる宿泊システムがある。要は、自分の家の一部屋を宿代わりに使ってもらうシステムだ。通常のホテルより安いので、バックパッカー向けと言える。しかし、この駅で言い寄って来る客引きの値段はちと高い。300クーナ(1クーナ=18円ぐらい)では、安ホテルと変わらない。目標は150クーナぐらい。場所を移動してバスターミナルをうろうろしていると、客引きがやってきた。200クーナというところを120クーナに負けさせた。市街からやや遠いけど安いし仕方あるまい。宿は郊外の集合住宅地。宿主は老夫婦でほとんど英語を介さないが、とても人がよさそうだ。

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バルカン半島放浪記2-スロバキア・タトリ山編-
2005年09月23日 (金) | 編集 |
115_1588.jpgスピシュ城のあるSpisske podhradie からタトラ山へ行くには、まず Poprad Tatri へ向かう必要がある。1時間ほどバスに揺られて Poprad Tatri へ。そこから登山電車に宿のあるタトラさんの麓の町に向かう。宿泊場所は「hotel junior」。ホテルというよりユースホステルといった趣だが、実際に安い。一泊800円ぐらいであっただろうか。背後にすぐタトラ山の山並みが見える。レストランでは唯一のメニュー、揚げチーズ(smazeny syr)とスープを食す。そして夜は天の川と流星鑑賞。空がきれいなのか、天の川がはっきり見える。スロバキア万歳!


次の日はタトラ山ハイキング。タトラ山は高い山が少ないチェコ、スロバキアにおける高山リゾートであり、夏はハイキング、サイクリング、冬はスキーなどを楽しむことができる。高いといっても2300メートルそこそこでそれほど高いわけでもない。

麓から中間地点まで徒歩で目指す。ロープーウェイで手軽に行くこともできる。折角なので徒歩でと自分自身で提案したはいいが、普段の運動不足がたたって一緒に登るT氏の足を引っ張るばかり。登り終えた頃には私のひざは硝子のひざである。今にも砕けそうだ。
115_1566.jpg115_1567.jpg


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秋の夜の夢-バルカン半島放浪記1-
2005年09月22日 (木) | 編集 |
風邪はよくなったり悪くなったり...。今週は休めとのボスと同僚ATさんの絶対命令により、家で待機。というのも少しぶり返して微熱が発生したからだ。さすがに今日のフィンランド語講座はお休み。熱が下がるまではベットに待機することにした。食欲はあるのにどういうことだろう。こんなに長引いたのは久しぶりだ。実に情けないことだ....。薬を飲んでベットでうつらうつらする。

Zzzzz....

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フィン語講座始まる
2005年09月21日 (水) | 編集 |
昨日からフィンランド語講座が始まりました。
皆さん、すいませんm(_ _)m
風邪を引いているから休みなさいという皆さんの心配に対する
裏切りと分かりつつも、夕方だけだからと講座に行ってしまいました。
理由は最初の講座だったので休みたくなかったこと、
語学学校の先生からのメールもなんかサボりにくい雰囲気を感じて
行ってしまいました。

講座は、cawa-miuさんと同じクラスで、25人ぐらいの参加者でしょうか。
ヨーロッパ各国だけでなく、アメリカ、南米といろいろな国から
学生が来ています。うーむ、ワールドワイド。

先生が到着して授業が始まります。昔、チェコ語講座に通っていた
時は、最初は文法などを英語で説明していて、徐々にチェコ語のみとなるような
授業でした。

今回もそうかなと思っていると

いきなり出だしからフィンランド語オンリー

えー|||||/( ̄ロ ̄;)\|||||||!って感じです。

Minä olen ...(私は~です)

からスタートですよ。

頼む、olen は「です olla」 の1人称単数現在って説明からはじめてくれ orz.
アルファベットの説明もなし。ä,ö,ü の存在の説明もなし。
発音の仕方も特に説明なくがんがん文法から入っていきます。

チェコ語のときとはかなり違いますなー。
フィンランド語の「フ」の字もやっていないと
きつそうな感じがするんだが、どうなのよ?皆さん。

しかし、ある程度の人はどうも少しは勉強している様子。
これは、まずいな...。チェコ語の悪夢が思い出されますよ...((((;゚Д゚)))ガタガタブルブル

劣等生 again !

幸いにも今日はそれほど難しい事はなく授業は終了。
なんとかついていけたわい。
それでも説明なしに、過去形までいっちゃうってのはどうなんすかね?

まとめるとこんなことを勉強しました。

  • Kuka sinä olet ?(あなたは誰ですか?)
    Minä olen ...(私は~です)
  • Missä sinä asut nyt ?(今どこに住んでいますか?)
    Nyt minä asun ...ssa(lla).(今~に住んでいます)
  • Missä sinä asuit ennen ?(以前、どこに住んでいましたか?)
    Ennen minä asuin ...ssa(lla).(~に住んでいました)
  • Mitä kieltä sinä puhut ?(何語を話しますか?)
    Minä puhun ...(~を話します)
  • Puhutko sinä englantia ?(英語を話しますか?)
    Kyllä. Puhun englantia.(はい、話します)
    Ei, en puhuu englantia.(いいえ、話しません)
  • ヨーロッパの国の名前 in フィンランド語
  • 動詞の活用:olla(です)、その他一般動詞など

    なんかめっちゃペース速いような。

    最後までついていけるかすげえ自信ないですが、
    14回ぐらいだしなんとかやってやろうじゃないの。

    というわけで、フィンランド語堪能な方、私の説明が間違っていたら
    お知らせください~。
    (ほとんど mf さん名指しになってしまっているような...)

    ちゃんと休みなさいと思った方も、フィン語がんばれーと思った方もクリックしてくれるとうれしいであります。↓
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  • チェコの医療事情-歯医者編-
    2005年09月20日 (火) | 編集 |
    皆様、いろいろとご助言頂きありがとうございました。
    昨日、同僚に教えてもらった咳止めの薬が超効果てき面で、
    咳も殆どおさまり、昨日はゆっくり眠ることができました。
    ちゃんと眠れるって幸せですわ。
    でも、ここで調子に乗って大学に行くと痛い目を見そうなので
    同僚の忠告どおり、今日は休むことにしました。
    病院は昨日書いた事情により断念。症状が治まったので少し様子見です。

    病院ネタついでに、今日はチェコでの病院事情について書きます。
    といっても歯医者だけですが、それでもかなり面倒くさかったことの一つです。

    去年チェコに滞在中に、歯にかぶせていたものが取れてしまいました。
    奥の歯を舌で触ると、大きな空洞ができているのがわかります。
    歯医者に行かなければならない事態に陥ってしまいました。
    もうめっちゃあせりました。

    こういうとき、いつも問題になるのは、

    どう病院をさがせばいいか?

    ですね。

    海外に住む日本人はこういう問題に必ずぶち当たると思うのですが、
    こういうのは地元チェコ人に頼らざるを得ないですね。
    持つべきものは頼りになる同僚ですよ。ほんと。

    ま:「すんませんが、また頼み事なんだけど...」

    私は、同僚Kへの頼みごとが実に多かった。

    同僚Kさん(以下K):「どうした、まーらいおん。」

    ま:「歯にかぶせていたものが取れちゃったので、歯医者にいきたいんだけど、どこかいいは医者知っている?」

    K:「うーん、まーらいおん、チェコで直ぐに診てもらえる歯医者を見つけるのは難しいな。普通は予約一杯で2週間後とか...」

    ま:「えー!なんじゃそりゃ!それはできれば避けたいんだけど...。穴が虫歯になったら嫌だし」

    K:「まあ、そうだわな...。まあ、ちょっと待ってろ」

    10分後。

    K:「まーらいおん、14件ぐらい電話してやっと見つけたぞ!明日診て貰えるそうだ。連れて行ってやるから。待ち合わせは...」

    おー、さすがだよ、Kさん!私の頼む無理難題をいつも何とかしてしまう、彼には本当に頭が上がりません。

    ま:「ほんと、いつも助かるよ。ありがとう。」

    K:「ホンと世話のかかる大きな子供だよな(笑)」

    当日一緒に来た歯医者は、フローレンスバスターミナルの直ぐ近くだ。
    しかし建物の外見は

    廃墟

    に近い。壁ははげているし、ぼろいしでこんな建物に歯医者があるのか?
    めっちゃ不安なんですけど。

    親に付き添われる子供のように一緒に建物に入る。しかし、建物の一室の歯医者に
    入ると

    中はめっちゃ、クリーン!

    外見とは段違いだよ。なんなんだよ、このギャップは。
    日本の歯医者と変わりないですよ、おくさん。

    しばらくして自分が呼ばれて、同僚と一緒に入室。

    中の設備もクリーン。同僚が状況をチェコ語で説明してくれる。
    私にそんな説明はできません orz.
    治療は日本の歯医者と変わらない感じで進められました。
    痛みも殆どないし、なかなか腕前のよい医者ではないか?

    K:「ところでな、お前の他の治療の跡、すごい傑作だなあって医者が言っているぞ。」

    What ? 今なんて言いました?
    それの意味するところは、日本でかかった医者の腕前がよかったのか、はたまたこの医者がチェコでこれほどの治療技術にお目にかかったことがないのか...。後者だったらまずいですよ、おくさん...

    キュイィィーン....

    あれー!(″ロ゛)ヤメテー

    って別に何もありませんでした(笑)。
    痛みも何もなく、非常に腕前のよい医者だったと思います。

    治療費は受付とかないので、その場で清算。受付室で待つ必要がないのがよいね。

    治療の合間には、同僚が私がチェコ語でしでかした面白い話を
    歯医者に聞かせていました。なんでそんなことになってるんだか....。
    ちなみに彼は、至る所でこの話をしてくれるので、その度に私は赤面です。

    この話はいずれするにして、同僚の助けなくしては、医者を見つけるのも
    困難だし、直ぐに診てもらえるのも難しいチェコの歯医者事情。
    この事情の背景は、チェコでは医者が少ないというのがあります。少ない理由は、

    みーんな給料のよい西側に行ってしまうからです。

    チェコの大学は(チェコ語が話せれば)授業料がただなので、ここで免許を取って、
    それで海外流失。頭脳流失を地でいっています。金の力には勝てないんですなー。
    フィンランドもドイツやフランスなどに行ってしまうのでしょうか?
    フィンランドの給与は確かにそうは高くありません。医者もそうだとすると
    逃げてしまうのでしょうか。難しい問題です。

    体調が悪いのが文章に表れるのか、順位は低迷中。10位キープも危うくなってきました。フランス、イタリアを抜くとか言っている場合ではありません。体調を回復して、以前の勢いを取り戻しましょう。そして本業のブログ研究も頑張らねば。というわけでお時間のある時にクリックを→banner_02.gif
    フィンランドの医療事情?
    2005年09月19日 (月) | 編集 |
    咳が止まらんということで、病院に行こうと思うのですが、
    病院はどこなのか?また、どこの病院に行ったらよいのかがわからない。

    外国に来てわずらわしいのは病院と役所ですね。ほんと面倒くさいけど
    どちらも必要なんで調べざるを得ません。

    しかし、夕方になってから明日病院に行こうと思ったので、
    人に聞こうにも大学の人間はほとんど出払ってしまったみたいで聞く人がいない。

    仕方ないので、とある責任者(アパートをあてがってくれた人、ここではAさん)に
    電話で聞いたみることにした。

    ま:「...というわけで、病院を探しているんですが。」

    Aさん:「まーらいおん、病院は超緊急事態じゃないと行かないわよ。ふつー。
    例えば、すごい高熱だとか、すごい腹痛だとか。
    咳ぐらいなら行く事はあまりないわよ」

    ま:「いや、でもですね、さっき説明しましたけど、咳が2,3日続いて夜寝られないんですよ。だから、医者に行きたいわけで。」

    Aさん:「うーん、そういう時は病院ではなくて
    個人開業の医者ね。
    健康センターから紹介してもらうんだけど、
    ふつーはかなり待つことになるわね。1週間以上か....」

    ま:「えー!じゃあ、緊急事態のときはどうするんですか?」

    Aさん:「さっき言った大きな病院か、他には例えば○○病院ね。
    24時間受付しているわよ。でも多分、50から60ユーロ以上は取られるかなー。
    あなたはKELAカード(こちらの保険証)を持っているから、
    少しは戻ってくるけどたくさんではないわね。それからね....」

    20分経過

    Aさん:「...というわけだから、緊急の場合は病院はすごく高いし、個人の医者は
    待ちで一杯だから、明日まで症状を見てみたら?それ駄目なら、
    Yljopisto Apteekki(市内の薬局)で薬買うのがいいわ。」

    ま:「はぁ(-.-;) わ、わかりました...」

    A:「じゃあ、お大事にねー」

    What in the world should I do ?
    なんか、長く話した割には得られた情報は少ないような...。
    結局、どうしろってことなのだ?どうも要領を得ない。

    そうだ!電話でATさんに聞けばいいんだ!
    彼女は5年間フィンランドに住んでいる同僚のポスドクだ。
    多分病院の事は知っているはずだ。
    なんで最初にそれを思いつかなかったのだ!

    ま:「というわけなんだけど、いい病院知ってる?」

    ATさん:「....そうなの。で症状は?どうなの?」

    ま:「んー、熱は少しだけなんだけど、咳がひどくてさ。夜横になると
    咳が出て止まらないんだ。」

    ATさん:「そういう咳の時には、○○ってクスリがいいわよ。
    それと熱にはXXね。メールで情報送ってあげるから帰りに薬局で買うといいわ。
    それで改善しなくて病院にもし行かなければならなくなったら、
    大学の医者にかかるといいわよ。それならただで診療してもらえるし。
    詳しい事はメールで送るわね。」

    わ、わかりやすい!事は2,3分で済みました。
    さすがフィンランド在住5年のATさん。恩にきります!

    早速、薬局で言われた薬を買いました。薬はなんとなく日本に比べて安い
    感じがしますね。この点はうれしいですが、病院のシステムはいただけません。
    金さえ出せば、緊急の病院でみてもらえるけど、そうでないときは
    ながーい間自分の順番を待っていなければならない。それが1週間なのか
    2週間なのかは知りませんが。軽い症状では病院に行かない、もしくは
    行けないということになりますよね?

    フィンランド人は多少のことでは行かないってことなんでしょうか?
    私もそうだけど、今回みたいなケースはどうするの?高額の治療費を払うの?
    訳分かりません。

    これに比べると、その日に医者にかかれる日本のシステムってすげーって思います。

    さあ、今夜は薬が効いてきちんと寝られますように。

    ブログ書いている場合ではないですが、クリックしてもらえると回復するかも?→
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    週末完全休業
    2005年09月18日 (日) | 編集 |
    熱やだるけは落ち着いてこれで大丈夫かなと思いきや、今度は咳が止まりません。横になると咳が止まらない。おかげで眠れません。でも眠い。昨日一昨日は咳止めにと「はちみつ+にんにく+しょうが湯」を作りました。こちらではしょうがも貴重なんです。アジアンショップに売っていた貴重品ですが、背に腹は変えられませぬ。少し落ち着いたところで昨日は座って寝ました。大学院生時代以来座って寝るのは久しぶり。あの時は、いつのまにかうっぷしていたというのが正解ですが。今日は、朝(というか昼)になったら横になっていました。あまり疲れが取れないばかりか、咳はしっかり体力を奪いやがります。いい加減咳をするのも疲れました。

    というわけで週末に予定していた manga päivä 見物は中止。mfさんに教えてもらっていたのに残念。自分ではこんなイベント発見できませぬ。コスプレコンテスト見たかったんだけど、体が外に出たくないと訴えているのでお休み。身近にやる大きな次にイベントは Animecon か?来年の8月だよ...。随分先だな。まあともあれ、週末大学にすら行かなかったのは実に久しぶりだよ。明日は行かないと行けない用事があるので何とか咳はおさまって欲しいものだ。

    IMG_1461.jpgフィンランドのブログ関連を回っているとフィンランド在住の方で風邪を引いている方が何人かいますね。これも急に寒くなったからでしょうか。皆さんどうぞお大事に。しかし、確かに寒いはずだよ、家についている温度計を見ると今日は12度くらいだし。はぁー。バルト海が凍る日もそう遠くはなさそうだ。日本の最高気温が30度っていうのが信じられません。


    IMG_1465.jpgさあ、今日は栄養つけて寝ましょう。今日のメニューは「豆腐丼」。豆腐(これも貴重)、トマト、きゅうりをきざんで、ご飯に載せる。きざんだにんにく、玉ねぎを炒めて、しょうゆと豆板醤で味付けしたソースを上からかける。サイドメニューは、モッツァレラチーズのサラダ+ゴマドッレシング、冷奴 on 梅干、もずくスープです。食欲はあるんだし、まあ大丈夫さ。


    寝る前に「Yö maito」(ナイトミルク)を飲んで、心地よい眠りを....とれるといいなあ。We will see...

    健康状態とともに順位も低空飛行。クリックしてくれるとうれしいな~。応援よろしくなのです。↓
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    大都会ストックホルム-最終回-
    2005年09月17日 (土) | 編集 |
    前回の報告の続きです。

    市庁舎見学を終えて昼の12時少し前。12時半に王宮の前で、ヘルシンキ観光を終えてストックホルムに先に向かった Hr. Nさんとそのお知り合いの W さんと待ち合わせを予定しているので、そろそろそちらに向かうことにした。途中、魚釣りをしている人たちを発見。こんなところで釣れるのかいぶかしげに思ったが、下を覗くとたくさんの魚が遊泳していますな。
    IMG_1367.jpgIMG_1369.jpg


    IMG_1372.jpg鮭とかますが釣れるみたいです。特にライセンスは要らないとのこと。丁寧にも英語でも書いてありました。

    IMG_1381.jpgさて、王宮前に到着。写真は王宮近くの大聖堂です。しばらくして、待ち人来たり。初対面の W さん家族とも挨拶を済ませ、さて昼飯だという段になって、Hr. N さん少し遅めの朝ごはんで、まだ市内もあまり観光しておらず、おなかもすいていないとのこと。今日は日曜で殆どの観光名所は早くしまるみたいなので、お茶もしている時間はないようだ。というわけで、ゆっくり話をしたかったが、ここで Hr. N さんと別れて W さん一家とお昼ご飯へ。Wさんはスウェーデンの大学で半年だけ研究をするために滞在されている高専の先生である。

    Wさん:「何が食べたいですか?」

    ま:「やっぱスウェーデン料理ですね。折角来ましたし。」

    Wさん:「スウェーデン料理ですか...。まずいですよ?

    はぁー、おまえもかブルータス...。北欧にうまいものは鮭だけですか?

    Wさん:「でも、お金を出せばそこそこおいしいもの食べられますよ。300SEK(30ユーロ相当)出してもいいなら、おいしいところ知っていますよ。それ以下だとまずいですねー。」

    それってフィンランドもそうだし~。ここは諦めてガムラスタンにあるイタリアンとかで軽く済ませることにしました。スウェーデンビールを飲めたんだしよしとしよう。しかも、初対面にもかかわらずご馳走になってしまいました。W さん一家どうもご馳走様でした。高専のお話も大変役に立ちました。最後に娘さんにストックホルムで一番漫画の品揃えのいいところ教えてもらってお別れ。お付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m

    紹介された漫画屋で1時間以上物色していて、重要なことを忘れてしまっていました。

    ノーベル博物館いかなきゃ!

    今日は日曜なので早く行かないと閉まってしまいます。急げ急げ!
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    ヘルシンキ研究者のお別れ会
    2005年09月16日 (金) | 編集 |
    どうも皆様ご心配おかけしました。完全ではありませんが、調子が戻ってきました。昨日までは夕方になるとだるくてしんどかったんですが、今日は体の調子もまあまあで回復してきたかなという感じです。

    今日は夕方に、cawa-miuさんからヘルシンキに滞在されている日本人研究者の送別会に誘われていたので、休もうかなとも思ったのですが、体調が少し戻ったので参加することにしました。

    参加したかった理由は、その場で会う日本人の方が cawa-miuさん、Mさんを除いて初めてであったからです。こういう機会でないとなかなか日本人の方とは知り合えないですからね~。

    お別れ会の会場は、家にごく近いネパール料理のお店でした。家から1分です。参加された方は、生物、数学、物性物理、医学を専門とされる大学、企業関係者の方々でした。今回日本に帰られるのは医学を専攻されているご夫婦で2年間ほど滞在されていたとのこと。日本では静岡の病院に勤めていらっしゃるということで、病院の勤務に戻られるようだ。

    ネパール料理もなかなかおいしかったが、いろんな分野の研究の話やこちらでの生活の話など楽しむことができました。

    その中でも、やっぱ日本人としては食べ物のネタはつきませんねー。特に食べ物がまずいと言われるフィンランドでは、日本人には食べ物ネタは格好の話のネタです。意外にも、おいしいとおっしゃる方がいました。私も最近、大学食堂がうまいと感じるようになっているので、フィンランド人化していてやばい感じです。日本→チェコ→フィンランドと徐々に食事情のよくない国を移動しているので、少しずつ慣らされているんでしょうかね?ちなみに日本に帰られる方にはフィンランド料理の本がプレゼントされました。これで、日本に帰ってフィンランド料理が懐かしくなっても大丈夫です。

    さて、他に面白かったのは方言の話。私は愛知県出身ですが、特に愛知の言葉は変なのが多いのかもしれません。んで有名な例としては

    「ケッタ」

    です。これ自転車って意味ですね。このねたは結構知っているかと思いましたが、cawa-miu さんはご存じなかったとのこと。またの名を

    「ケッタマシーン」

    ともいいますが、この「マシーン」は子供がつけて、そのまま広まっちまったんではないですかね?

    他には

    「えらい」

    というのがあります。これは漢字でいうところの「偉い」ではありません。「疲れた」という意味です。例えば、

    「今日はえらかった」

    とかいう使い方をしますが、これは「今日は疲れたなあ」という意味です。これ関東の人に通じません。中部出身の人注意です。

    ともあれ楽しく過ごすことができました。こういった機会は大事にしていきたいですな~。とかいいながら、みなの連絡先聞くの忘れた orz。ブログを見ておられる方、よければコメント欄に管理者宛てのみにコメント下さいませ~。

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    すでに寒い
    2005年09月15日 (木) | 編集 |
    ストックホルムではしゃぎすぎたのか風邪を引きました。熱はそれほどでないにしても咳が止まりません。体は多少動かせるので一昨日、昨日と無理して大学行ったりしたんですが、やっぱり回復しないので今日は1日休みました。はぁー、この忙しいのにまいってしまいます。咳はミントティーを飲んで少しおさまりました。

    海外の一人暮らしで風邪というのは心細くなりますね。チェコにいるときは同じアパートメントに日本人同僚がいたので、風邪を引いたときにはいろいろしてもらったのが思い出されます。実は今も助けてもらっていたりします。今日は食事を作る気がなかったので、ご飯だけ炊いて、今は日本にいるその彼から送ってもらった「もずくスープ」(フィンランドの郵便事情参照)で食事を済ませています。風邪の時はさっぱりしたものの方が喉の通りもいいですしね。後は、この前来たN氏の持ってきてくれた「ごはんですよ」とか「ふりかけ」です。こういったものは風邪の時にこそ助かります。両者ともども感謝です。

    さて、今日は少し部屋が寒いなと思っていると、セントラルヒーティング(オイルヒーターみたいな形のものが各部屋にあって、寒い日にはバルブを開けておくと暖かくなって部屋を暖める)が少し入っていました。秋をすぐに通り越して冬になりそうな勢いです。今日は体を温めて早く寝ましょう...。

    ストックホルム報告は体調が回復した明日かあさってします。応援クリックありがとうです!
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    SUSHI COFFEE
    2005年09月14日 (水) | 編集 |
    IMG_1282.jpgランチメニューに「にぎりとコーヒー」でもあるんでしょうかね?すげえあわなそうですが。今度行ったときには行ってみよう。ストックホルム駅からセルゲル広場に向かって歩いていくと右側にあります。


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    大都会ストックホルム3
    2005年09月13日 (火) | 編集 |
    前回の続きです。

    ノーベル博物館の直ぐ裏側は王宮になっています。王宮ではちょうど交代式が行われていました。早朝で誰も見物人がいなくてもしっかり仕事をしています。うんうん←えらそう。
    IMG_1261.jpgIMG_1267.jpg

    ガムラスタンを超えて、ストックホルム駅前へ。ドイツ教会(左)を後ろに見ながら、国会議事堂(右)のファサードを抜けていきます。
    IMG_1263.jpgIMG_1268.jpg

    ガムラスタンと国会議事堂の間の橋から西を望む。
    stockholm1.jpg

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    あれ?いつの間に?
    2005年09月13日 (火) | 編集 |
    気付かない間に、こんなことに...。ファンのくせに知りませんでした。←それはファンとは呼ばない orz

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    映画祭のチケット売り切れ
    2005年09月12日 (月) | 編集 |
    今日、木の葉パンさんのページを見たら、ヘルシンキ国際映画祭のチケットは全部売り切れたと書いてありました。徹夜組まで出たとか。わたしゃ、そこまでする根性はありません...。おまいら、そんなに娯楽がないのかと、負け惜しみを言ってみる...。誰かイノセンス送ってくれー!ヽ( ´Д`)ノ

    banner_02.gifそんな可愛そうなまーらいおんにクリックを
    大都会ストックホルム2
    2005年09月12日 (月) | 編集 |
    ストックホルムはいくつかの島から成り立っていますが、私の乗っていたヴァイキングラインは旧市街ガムラスタンの南にあるセーデルマイム島に着きます。そこから旧市街までは、1km程度。歩けない距離ではありません。駅までは2km弱、バスを使って50 SEK(大体5ユーロ)です。

    IMG_1210.jpg金もないので旧市街まで歩くことにしたものの、左には崖を眺め、右は海で、意外に殺風景。ガムラスタンはいつも見えているんだけどなあ。そこへ、変なもの発見。昔使っていたと思われるエレベータ?上と下を結んでいたようです。その横には階段があり登れるようです。ちょっと寄り道まーらいおん。

    上に登るとガムラスタンを一望に。朝焼けが美しい。
    gamra1.jpg


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    大都会ストックホルム1
    2005年09月11日 (日) | 編集 |
    言わずもがなですが、ヘルシンキはフィンランドの首都です。首都ってことは国の中心です。町は栄え、人や物が集まるところです。私はヘルシンキは小さい町だけど、そういうところだと思っていましたよ。ヨーロッパの首都は得てして大きくないし、人口の少ない北欧の一国の首都ならなおさらだよな、こんなものだよなと思っていましたよ。ですが、今日訂正します。

    ストックホルムに比べたら、ヘルシンキは田舎だよ!

    フィンランドファンの皆さん、夢壊してすいません。もう自分の中にとどめてオケネー。でもね、私の中でもね、こんな感じですよ。

    ○| ̄|_ ○| ̄|_ ○| ̄|_ ○| ̄|_ ○| ̄|_

    完敗ってことさ。あー、お前の勝ちさ!ストックホルム!ハァハァ...。

    と、冷静になったところで、ストックホルムレポートスタートです。

    banner_02.gif応援クリック Tack(ありがとう in スウェーデン語だったかな?)
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    ストックホルム行ってくるぞ
    2005年09月10日 (土) | 編集 |
    これから、ストックホルムに出かけてきます。午前中はヘルシンキに来ていた友達を案内していました。スオメンリンナ島、テンペリキオウス教会など、短い時間でいろいろ見せたために疲れさせてしまいました。反省。彼らとは、ストックホルムで再び合流の予定です。私は明日の夜中にストックホルムから帰ってくる予定です。

    では、行ってきまーす。

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    泥棒夜行ブタペスト発プラハ行き2
    2005年09月09日 (金) | 編集 |
    おまたせしました、昨日の続きです。

    列車はハンガリー国内を幾つか停車しながら、スロバキアの国境を越えそしてチェコの国境を越える。満席だったコンパートメントもハンガリー国内で降りる乗客が多く、最終的にはどうみてもイギリス人には見えない自称イギリス人とまーらいおんだけになった。自称イギリス人は小錦を小さくしたような男で、ハワイ出身といった方がしっくりくる。どうもバックパッカーぽく、かなり旅行慣れしているようだ。そんな彼と雑談して、そろそろおそいので寝ようという話になった。幸いコンパートメントは鍵が閉まるし、向かい合わせの座席に一人ずつ寝っころがることができる。そして電気を消して就寝。朝目覚めればプラハのはずだ....。

    しかし、最後の最後でまーらいおんへと魔の手が伸びてきた。

    午前4時ぐらい、寒くなってふと目を覚ましたまーらいおん。チェコの国境を超えてしばらくしたぐらいだろうか。ここらの国では、夜中だろうとパスポートチェックに警官が乗ってきて、乗客をたたき起こす。西側では車掌がパスポートを集めてやっておいてくれるのに、ここではそんなことしない。だって車掌の仕事が増えますから。目が覚めたのは、そんなパスポートチェックからある程度時間がたった頃だ。また、うつらうつらしながら、廊下のほうを見ると

    カーテン越しに4,5人の人影が右往左往している。

    トイレというには怪しいし、こんな遅い時間にあれだけの人数は不自然である。そして挙動不審。廊下を行ったり来たりしている。

    なにかある....。

    しばらく横になりながら観察していると、一人の男が我々のコンパートメンの前に立ち止まり、そしてカーテンの隙間から

    ペンライトで部屋の中を覗いていた(゜ロ゜) !

    ペンライトに気付かれないように寝た振りをするまーらいおん。しかし、この部屋は鍵がかかっているから中に入れないはずである。しばらくその男は我々のコンパートメントのドアの前に立っていた。廊下の明かりが彼の影をカーテンに映し、見ているこちらとしては緊張感が張り詰める。鍵がかかっているんだ。入れないはずさ。単にドアに鍵がかかっていない部屋をターゲットにしているに違いない。不安ながらもそう思っていると

    ドアが音もなく開いていく!

    鍵をこじ開けた音もなく、寝ていたなら全く気付かない!カーテンに映る影を通して泥棒の動きが手に取るように分かる。

    どうする、おれ!どうするのよまーらいおん!

    隣のイギリス人は爆睡しており役には立ちそうにない。くそ!だから駄目なんだよ、小錦。いや、関係ないか。しかし、相手が凶器を持っていたら立ち向かえるのか?殴りかかってきたら?だが、みすみす泥棒にコンパートメントを荒らされるわけにも行かない!えーい、ままよ!

    ガバッ!

    起き上がって泥棒と対峙するまーらいおん。すでに、男は私のカバンに手をかけようとしていた。手が止まる泥棒。そして何を思ったのか泥棒は

    タバコを差し出してきた....。

    ごまかすにしても無理があるんだが、それでも何をごまかそうというのか。いらんという素振りをすると、男は黙って出て行った。危機は去った...。とはいえ、手足の震えは止まらない。無駄とは思いながらコンパートメンの鍵を閉めなおす。外には、まだ人がうろうろしているようだ。奴らが去るまでは寝るわけには行かない....。奴らは、途中駅の Česká Třebova か Pardobice でどうも降りて行った様だ。再び静まり返る車内。まーらいおんはしばしの休息を得たが、とても寝られる心境ではない。うつらうつらしていながら、電車はプラハ中央駅に到着した。

    ま:「途中、泥棒が入ってきたんだが、お前気付いたか?」
    小錦:「いや、まあオレは貴重品は体にくくりつけているから、最悪カバンが盗られても問題ないんだけどね。」


    Σ(ノ°▽°)ノハウッ!や、やるな小錦!まあ、おれも貴重品は体にくくりつけて寝ていたので、同じ状況では合ったんだけどね。でもカバンも盗られるのは嫌。

    そんなこんなでびっくりどっきり泥棒夜行。やつらの出現ポイントは、チェコ国境に入ってからのようです。というのは、ハンガリー国内では、まだ人が起きている時間だし、スロバキア国内だと国内を走る時間が少ないので、国境警察が来るまでに十分な仕事ができないというのが理由でしょう。

    ちなみ昼行きのブタペストープラハ間のEC特急にも乗ったことありますが、こちらなら問題ありません。やっぱ寝るのはまずいでしょうが、それほど身の危険を私は感じませんでした。ブタペストからプラハへのバスもあるようなので、そちらの方が安全度が高いと思われます。

    最後に一言。

    チェコ国鉄はなにやっとんのじゃ!

    やつら、プラハ本駅で泥棒がいても見てみぬふりですよ。自分の身は自分で守る必要があるってことだね。

    さて、ランキングは一気に6位まで後退。あっさりフランス、イタリアに抜かれました。ちなみにネタの宝庫というなら、チェコの方があると思うんだけどなあと思いつつ、フィンランドが多いのは森と湖だけじゃと自己葛藤に思い悩む今日この頃です。ということで、お時間のあるときにクリックを。
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    泥棒夜行ブタペスト発プラハ行き1
    2005年09月08日 (木) | 編集 |
    これは、昨年の8月のことだ。その時私は日本への帰国が決まっていたので、ヨーロッパ最後の夏を満喫すべく(結局今年もいたが)、バルカン半島を巡っていた。そして、旅の最後の締めくくりは、ブタペストからプラハへ向かう夜行電車で帰ることであった。

    まず、私は電車の切符を買わなければいけなかったのでブタペスト東駅に向かった。しかし、この東駅

    どこで切符を買ったらいいのかが、いたくわかりにくい駅である

    東駅では、国内線と国際線の窓口が全然違うところに位置しているので、かなり路頭に迷ってしまった。そして、見つけたところで今度は

    長蛇の列

    しかも、それが単なる切符のinformationの窓口と切符販売の窓口がごっちゃになっているから紛らわしい。一番右端は information ですたorz. さて、切符売り場で長蛇の列というのはヨーロッパではよくある話だとは思うが、ここの問題は

    切符販売のシステムが電子化されていない

    点にありましょう。窓口では、おばちゃんが紙をぺらぺらめくって、該当する列車と運賃を調べ、それを紙に書いていく。そしてその紙が切符になるのだ。さすがはマジャール、チェコと並ぶ旧東側国家の優等生である。チェコは電子化されているけどねー。ちなみに、ハンガリーの国内線切符売り場は電子化されているようだったが、国際線からやらねえか、フツー。もうワケワカンネー

    そんなシステムなので電車の予約やキャンセルなんてできっこありません。まあ、別にドイツやフランスのように需要の高いICEやTGVなどの高速列車が走っているわけでもないのでできなくてもいいんだけど、寝台電車とかはベットを確保しておきたいときはどうするんだって思いますね、マジャール鉄道さん。

    そんな複雑な切符販売事情の国で実に香ばしい人を見ました。どうも世界のどこでも自分の国の言葉が通じると思っている人の国出身のようです。窓口でおばちゃんとなにやら交渉していますよ。ちょっと聞き耳を立ててみましょうか....

    客:「私たち急にウィーンにいかないといけなくなったの。それでこの切符はもういらなくなったのでキャンセルして頂戴。そして代わりの切符が欲しいんだけど」

    おばちゃんは何も言わずに、デスクの奥に消えました。待つこと10分以上。分からなかったから誰かに聞きに言ったのか、はたまた単に用を足しているのか。後ろに並んでいる私たちもいぶかしげに思っていると、おばちゃんは戻ってきました。そして、一言

    おばちゃん:「キャンセルはできないわ。だから切符の払い戻しもできない」

    まあ、端末がないんだから予想できる答えだわな。しかし、それを確認するのに10分ですか?そんなことを思っていると、お客が怒りだしました。しかし、どう怒ろうとキャンセルできないものはできないんだから仕方ない。かくして彼女らは

    客:「まったくなんてFuc○ing country なの!」

    と大声で捨て台詞を吐きながら去っていきます。とっても下品です。それを聞いたまわりのマジャール人は怒りますわな。

    マジャール人:「じゃあ、自分の国に帰っちまえ!」

    切符をキャンセルできないばかりか、まわりから言葉で痛めつけられる彼女たち。満足に切符を買えないまま彼女らは去っていきます。大丈夫さ、まだ西駅と南駅もあるんだから。そちらでトライ!さて、私はというともちろん無事に切符を買うことができました。手書きの切符ゲットだぜ!しかしこれ、用紙さえあれば自分で書けるんではないか?いや無理かな...。

    切符を手に入れて食べ物を買い込んで夜行列車に乗車です。が、観光シーズンもたけなわなのか電車は満席。かろうじてコンパートメントの1席を確保しました。しかし、気付いてみると8人部屋で満席状態。暑苦しく狭い。このままプラハまで10時間近くこの状態で夜を越すのはちとしんどいが耐えるしかないようだ。

    そんな心配をよそに電車は東駅を滑り出しプラハへと出発しました。「窮屈夜行プラハ行き」、これが「泥棒夜行プラハ行き」になるとはこの時は思いもよらなかった...。

    続く

    さて、ランキングは4位以下はどんぐりの背比べ状態。なんか前もこんな状態がありましたね。やはり頭一つ抜け出すにはvisual路線が必要なのか....。しかし、今の面白生活旅行情報ネタで上位を目指しましょう。というわけでお暇なときにクリックを。
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    フィンランドの郵便事情 suomen posti
    2005年09月07日 (水) | 編集 |
    以前、ヨーロッパの文房具は使い物にならんという話をしましたが、それを気の毒に思ってくれた日本の友達Fumiさんがレポートパッドを送ってくれました。持つべきものは友達です。しかも、EMSで送ってくれました。EMSとは国際速達便です。3日ぐらいあれば日本から届きます。しかも、EMSのよいところは、今どこまで配達されているか追跡できるところです。さすがといいたい所ですが、ここフィンランドではあんまりEMSの意味がありません。その理由は

    そういった郵便物は自分で郵便局に取りに行かないといけないからです。

    封筒のようにポストに入れれば、それで済むものであってさえも郵便局に取りに行く必要があります。このため、夜に家に帰ってきてからその知らせを受け取って、早くても次の日に郵便局で受け取ることになります。1日のロスをすることはEMSというサービスにとって決定的な痛手に思えるのですが、その辺どう思っているのよ、おまいら?

    小包ならポストに入らないので、自分で取りに行かないといけないというのはまだわかります。ここで「まだ」と言っている意味は、それさえも私には不満だという意味です。日本ではデフォルトで家まで配達するし、留守であってさえも再配達してくれますよね。ここでははなから配達しないばかりか、配達を頼むと別料金を取られます。だからお金をかけたくない人は自分で取りに行く必要があります。海外では当たり前の事情のようですが、納得できないっすねー。でも、仕方ありません。ここは日本ではありませんから。改めて日本のサービスってすげえなあと思う今日この頃です。チェコではちゃんと配達してくれたけど、この点、フィンランドはチェコにも劣..以下略。

    話が大きくそれましたが、友達の送ってくれた文房具の話ですね。上記の事情から、私は郵便局に取りに行きたくなかったので、大学に送ってもらいました。大学なら問題なく受け取る人がいつもいるし、大学の荷物を大学関係者全員が郵便局に取りにも行かないので、荷物は基本的に宛先本人来るようになっています。つまり直接私のところに来るはずです。ウェブページで追跡するとヘルシンキに届いているようですよ。しかし

    ん?通関保留、理由不明?

    ってなってますよ。って

    なんじゃこりゃー!

    なんでノートが通関できんのじゃ!意味が分かりません。確認した次の日に、郵便局からメッセージを受け取るも

    フィン語オンリー

    わかんねー。すべての書類がフィン語かスウェーデン語だよ、この国は。当たり前だけどさ。仕方ないので、学生に聞いてみると、

    食べ物に税金がかかっているみたいよ

    とのこと。そういえば、友人が、空いたスペースに食べ物を入れてくれると言っていたなあ。うーん、これが仇になったのか....。とりあえず、郵便局に電話をしなくてはならないようだ。電話をすると、係員には幸い英語が通じる。

    ま:「郵便局から漏れの荷物について書類を受け取ったんだが、漏れはどうすりゃいいのよ?」
    係員:「今、あなたの荷物は空港近くの郵便局にあります。こちらに取りに来られるか、駅近くの中央郵便局でお受け取りになれます」

    空港なんて行くだけで3ユーロ近くかかるのに取りに行っていられネー。

    ま:「じゃあ、駅前の中央郵便局に送って下さい」
    係員:「2,3日後にまた書類が届きますから、それを持って中央郵便局に行って下さい」

    また、2,3日かかるのかよ....。空港のあるバンター市はヘルシンキ市の隣やんか。もうEMSの意味はほとんどないし。別にあわててないけど、

    金を払った分だけの速さがなくてEMSと言えるのか?

    払ったのは友人ですけど。3日以内に着かなかったら料金払い戻しして欲しいですわ。かくして今週中、もしくは来週の頭には荷物受け取れそうです。日本から送ってもらって1週間以上かかって何がEMSなのよ...。食べ物が入っていたのがいけなかったのはもちろんなのだが、ここの郵便システム信用デキネー。これからは、UPSとか宅急便にしてもらうかとオモタヨ。

    あ、ちなみにこちらの郵便局って民営化されているらしいです。競争社会でない土地で民営化やるとサービスに欠けるってことになりますね、全く。

    さて、ランキングの方は昨日手を抜いたのがてきめんで、5位まで転落。上位ははるか上となってまいりました。千里の道も一歩から。というわけで、時間のある時にクリックを。
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    そうだ、ストックホルムに行こう
    2005年09月06日 (火) | 編集 |
    今週の土日はストックホルムに行ってきます。行きは船で Turku から。帰りは飛行機です。0泊2泊の旅です。

    今日は遅くまで仕事をしていてへろへろです。他のネタを書いていて力尽きたので、今日はこれでもう寝ます~。

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