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海外に10年在住後帰国。2020年に男の子のたーくんを養子に迎えました。子育てと普段の生活を面白おかしくつづります。
選挙結果を勉強してみる
2007年03月22日 (木) | 編集 |
先週の日曜日はフィンランドの国会選挙だった訳ですが、ちょっぴり結果を勉強してみました(ぐらさん)

選挙前と後の議席数の変化は以下の通り(ぐらさん)(間違っていたら教えて下さい(ひょえ)

中央党(Kesk)55->51
社会民主党(SDP)53->45
国民連合党(Kok)40->50
左翼同盟(VAS)19->17
緑の党(VIHR)14->15
キリスト教民主同盟(KD)7->7
スウェーデン人民党(SFP)8->9
その他 4->6

結果は右翼の国民連合党が選挙前より10議席を獲得して大勝し、左翼である社会民主党が53->43議席と大きく議席を減らす結果となりました。中央リベラル政党の中央党も議席を減らしています。

この議席変化で、国民党ー社会民主党の連立政権は解消し、新しい連合が組まれることになりますが、現時点ではまだ決まっていないようです(新聞では、国民党ー国民連合党の中道右派になると当初言っていましたが)。

最近のヨーロッパでは右翼が台頭しているように思えますが、ここフィンランドでもそうなっているということでしょうか?新聞には

The time for analysis of the results and why things went so well for the moderate conservatives of the NCP(国民連合党) and so badly for the Social Democrats(社会民主党) is still ahead, but one thing appears certain: as Finland shifts towards the right in what can only be described as an NCP landslide (in a country noted for small electoral swings), it is hard to envisage the new government being anything but a centre-right coalition.


と書かれていますが、これだけではなぜ右翼政党である社会民主党が勝ったのかはよくわからないし、これからどうなるかあまりわかりませんね。また、勉強して報告したいと思います。

ところで、このその他の中には「The True Finn(真のフィン)」なる名前の党があって、議席を二つ増やしています。名前がめっちゃ怪しいんですが、どんな政党かと思えばアンチEUで極右翼だそうで(ひょえ)。この政党が議席を増やしたのもフィンランドが右翼化傾向にあるってことなんですかね(あせ)

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