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海外脱落組のお気楽物理学者
エリツィン氏死去
2007年04月25日 (水) | 編集 |
今日、元ロシア大統領のエリツィン氏が亡くなりましたね。彼の功績は賛否両論あると思いますが、ロシアと隣り合わせのフィンランドにはとても重要な人物だったようです。ヘルシンキの新聞 Helsingin sanomat によれば、フィンランドの大統領タルヤ・ハロネンはロシアに次のような弔辞を送ったとの事です。

"Yeltsin was President of Russia at a time of great change – he could be said to have brought democracy to Russia and defended it in challenging circumstances",

ソ連の崩壊以前、フィンランドは西側世界に近づきすぎることを(ソ連によって)許されなかった政治情勢でした。俗に言うフィンランド化というやつです(フィンランド化についてはこちらの記事を)。ソ連の崩壊はフィンランドにまとわりついたこのしがらみを開放することを意味しました。実際、ソ連崩壊による経済不況はあったものの、1995年フィンランドはEU加盟を果たしています。

その他、新聞にはエリツィン氏がフィンランドを訪問した時の話などが取り上げられていました。エリツィン氏は世界大戦でソ連が割譲したカレリア地方のことについて言及し、それについての当時の公文書を公開すると約束したそうです。しかし、それは結局実現されず、返還などについての進展は特になかったとのこと。日本の北方領土のことも考えると、返還などあろうはずもないでしょう(まじ)

ゴルバチョフ氏、エリツィン氏によって導かれた新生ロシアは現在プーチン大統領によって舵取りされているわけですが、知っての通りソ連の頃とはまた違った危うさがあります。小国フィンランドはまだ隣の大国に目をしばらく光らせねばならないようです(ぐらさん)

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