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海外に10年在住後帰国。2020年に男の子のたーくんを養子に迎えました。子育てと普段の生活を面白おかしくつづります。
バルト3国どうでしょう13-日本のシンドラー
2007年08月07日 (火) | 編集 |
リトアニアの首都ヴィリニュスを後にした我々は
次の目的地カウナスへ向かいました(まじ)
ヴィリニュスからカウナスはバスで1時間半ほど。
リトアニアの2大都市を結ぶ路線なので、
本数はいっぱいあります(ん)

カウナスはハンザ同盟の都市として栄えただけでなく、
世界大戦中リトアニアの首都になっていました。
ハンザ同盟の面影を残す旧市街はカウナスの見所の一つですが、
我々のメインの目的は「日本のシンドラー」こと
杉原千畝さんの記念館を見に行くことであります(むふ)

杉原さんは、第2次世界大戦中リトアニアの日本領事館の領事代理でした。その赴任中の1940年7月、日本領事館は日本への渡航ビザを求めるユダヤ人に囲まれました。彼らはナチスドイツに追われポーランドから逃げてきたユダヤ人達でした。ここ欧州で彼らが生き残る術は、シベリアを横断し日本を経由して第3国に渡る事だけでした。シベリア横断にはソ連のビザが要りますが、それには日本ビザが必要だったのです。

杉原領事は日本へビザ発給の許可を求めますが、当時ドイツと3国同盟を結んでいた日本からの返答は当然ノー。しかし、杉原領事は助けを求めるユダヤ人を無視することはできず、独断でビザの発給に踏み切りました。

最終的に発行されたビザの総数は3000以上。このビザによって日本を経由して第3国に逃れることのできたユダヤ人は6000人以上だそうです(びっくり)

そんな日本人の功績じかに見てみたいじゃありませんか(むふ)

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