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海外脱落組のお気楽物理学者
キャリアを重ねるのは悪いこと?
2008年02月01日 (金) | 編集 |
昨日の話しがらみでもうちっと昔話をしてみるかね(まじ)

チェコでのポスドクを終えて、日本でちょこっとだけポスドクやっていたんですが
任期が短かったんで、次のポジションを探していたわけです(まじ)

んで、幾つか出していたんですが、そのうち面白いのが「フランス政府奨学金」ってやつ(まじ)

フランス政府が研究者か博士学生などに10ヶ月分(1年フルではなく、授業のある
学期のある期間だけ)奨学金を出して、フランスの大学などで研究、勉学に専念
してもらおうと言うもの。

月にもらえる額が、720か900ユーロとか言うかなりしみったれた金額だったかと(ひょえ)(ぉ
これじゃあ、パリとかで暮らせねえだろうが(いかり)
と思うんですが、現に応募要綱には「パリは応募者が多いし住宅事情が悪いんで
なるべく他の町にしろ」と書いてある(ひょえ)

ま、それはともかく次の職を見つけるのに必死だったおいらは応募した訳です(まじ)
1次試験は書類審査で、論文リストや研究計画で評価。
2次試験は、面接とフランス語の試験。フランス語の試験があるってのが実にフランスらしい(ひょえ)

んで、1次試験はなんなくパス(ひょえ)

2次試験の面接とフランス語の試験に向かいました。フランス語は文型の分野の方では
ある程度のレベルが要求されていましたが、理系のはそんな厳しくなかったです。
(1ヶ月漬けのおいらには厳しかったが(ひょえ))
むしろ、理系で重要なのは面接。ここでいかにアピールできるかが決め手のようです。

2次試験には10数人来ていましたが、数回に分けられていたみたいで、既にやり終えた
人を入れると多分3,40人はいるって感じ?んで、採用は数人ってところでしょうか(まじ)
来ている人も様々で、既に海外でポスドクしている人、大学の助手の人などなど。
面接でアピールしようと小道具持って来ている人もいたりして、気合の入り方が
違いましたなあ(びっくり)。小道具なんてずるいぞ、このやろー(いかり)(ぉ


んで、私の面接の番になって、会場に入ります。中には日本人二人、そして4人ぐらいは
フランス人でしたかね?(ううん)

んで

「ふらんせ?あんぐれ?」

と聞かれ、

「あんぐれ、しるぶぷれ(ひょえ)」

といきなりヘタレモードでスタート(ひょえ)

フランス語で研究の説明なんてできねーっての(ひょえ)


面接の最初の5分は自分の研究の説明。これは多分問題なかったはず。
その後は、質問タイム。研究のことに対する質問や自分の分野についての
基本事項を聞かれたりしました。

その後、履歴書などを見られながら、面接官から一言。

「ポスドクは既に3回やっているみたいですが、フランスでまたポスドクやると4回目ですね。あまりポスドクを重ねると大学などへの就職に響くと思うんですが、どう思いますか?

この質問は予期していなかった(あせ)

うちらの分野は就職しにくいから、これぐらいのポスドクを重ねるのはない話ではないと
思っていたので、答え詰まりました(あせ)

「どうしても研究してみたい場所なので、ここだけは行っておきたいのです(いかり)」

などとフランスに行きたいことを強調するべきでしたが、このときは別の答え方を
してしまいました。この答え方がまずかったと後になって猛省(しょぼ)

んで、結局フランス政府の奨学金は駄目だったのですが、
自分の分野ではポスドクを何度もすることは普通であっても、
他の分野からみれば普通ではない。むしろ、悪い印象すらもたれるという訳です。
つまり大学の公募などに応募しても、場所によっては悪く取られる可能性もあるという
ことですな(あせ)

ということがあってから数年、4回目どころか次が5回目のポスドクとなりました(まじ)

まー、なるようにしかならねーわなあ(まじ)

職があるだけありがたいってもんです(ぺこ)(まて)

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