
一昨日の続きで、今日はフィンランドでのテレビ生活をば(むふ)
フィンランドは、チェコでの任期を終えて、日本に戻り半年経ってからの赴任でした。フィンランドでの職は、これまでの職で最も金銭的に恵まれていたと思います。住居はフルサポートでしたし、給与も生活する分以上に出ていましたしね。
住居はヘルシンキ市街のど真ん中、リョンロット通りというところにありました。東京でいうなら山手線内ですよ、はい(ひょえ)。そして、大学側に用意してもらった家にはテレビがついていたのです。14型の小さいテレビでしたが、海外生活で初めて自分の部屋にテレビを持つことが出来ました(ん)。
ヘルシンキのテレビは国営のYLEが2ch、後subTVってやつとNelonenというチャンネルがありました。うちはケーブルテレビだったのでアニメチャンネルなど他にも幾つか見られましたが、いつかだかアニメチャンネルだけは見られなくなっていました。なんでじゃ、うらー(いかり)
フィンランドのテレビの内容については以前書いたと思いますが、ぶっちゃけ面白くないです。面白くない理由を冷静に分析するなら
(ほし)作り手の情熱が感じられない
と言う点が上げられるでしょう。なぜなら、ほとんどの番組は海外のドラマ、ドキュメンタリーの翻訳であり、オリジナルな物は少ないからです。オリジナルのドラマにしても、(私は見たことありませんが)同一セットのみが背景であり、他のセットは一切ないというものもあるのだそうで。昼間の番組構成でもお粗末。昼間はパズルのSUDOKUを延々と流したり、あるスタジオを背景に単におしゃべりを流したり。これで、かなりの視聴料を年間で取っています(年200ユーロぐらい?)。これらの事実だけが番組の質を決める要素ではありませんが、面白い番組を作っていこうという気概を感じることはあまりないと思います。
近年は、デジタル化するかどうかということで、かなりもめたようです。何をもめたのかは詳しくは知りませんが、いずれにしてもSUDOKUをデジタル化してもあまり意味はないでしょう。有料で色々なチャンネルを契約している人が恩恵を受けるんだと思います。
そんなんで、やっぱりたまにしかテレビは見なかったのですが、好きだった番組は
(ほし)Hauskat koti videot
(ほし)Easy Jetに関するドキュメンタリー
であります。
1番目の番組はさんまのからくりテレビみたいに、面白いホームビデオを募集して放映するという物です。「え?それって何が面白いの?」というホームビデオもありましたが、概ね面白かったと思います。おいらがフィンランドにいる間に終わってしまったと思うんですが、今はやっているんでしょうか?
2つ目は海外テレビ局制作のドキュメンタリーで、Easy Jetというイギリスの格安航空会社について特集していました。1度で終わるのかと思いきや、シリーズ物だったようで、たまたまテレビをつけたときによくやっていました。乗り遅れて文句を言う客を毅然として断ったり、キャンセルした飛行機の客の対応に追われる係員など見ていて面白かったですね(ひょえ)。まぁ、かくいう私もEasy Jetに乗り遅れて、一晩ロンドンの空港で過ごす羽目になったわけですが(ひょえ)
ワールドカップの時もテレビの恩恵を受けました。オーストラリアと日本戦だけはやりませんでしたが、それ以外は放映してくれましたしね。
3年目から寮に移動して、それからはめっきりテレビを見なくなりました。チェコと同様に共同部屋にテレビが1台あるだけでしたからね(しょぼ)
という訳で、おいらのフィンランドのテレビ生活は静かに幕を閉じたのでした(ひょえ)
興味のある方は、こちらもどうぞ(ひょえ)。独立記念日にフィンの国営テレビが必ずやるテレビ番組です(ひょえ)
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フィンランドは、チェコでの任期を終えて、日本に戻り半年経ってからの赴任でした。フィンランドでの職は、これまでの職で最も金銭的に恵まれていたと思います。住居はフルサポートでしたし、給与も生活する分以上に出ていましたしね。
住居はヘルシンキ市街のど真ん中、リョンロット通りというところにありました。東京でいうなら山手線内ですよ、はい(ひょえ)。そして、大学側に用意してもらった家にはテレビがついていたのです。14型の小さいテレビでしたが、海外生活で初めて自分の部屋にテレビを持つことが出来ました(ん)。
ヘルシンキのテレビは国営のYLEが2ch、後subTVってやつとNelonenというチャンネルがありました。うちはケーブルテレビだったのでアニメチャンネルなど他にも幾つか見られましたが、いつかだかアニメチャンネルだけは見られなくなっていました。なんでじゃ、うらー(いかり)
フィンランドのテレビの内容については以前書いたと思いますが、ぶっちゃけ面白くないです。面白くない理由を冷静に分析するなら
(ほし)作り手の情熱が感じられない
と言う点が上げられるでしょう。なぜなら、ほとんどの番組は海外のドラマ、ドキュメンタリーの翻訳であり、オリジナルな物は少ないからです。オリジナルのドラマにしても、(私は見たことありませんが)同一セットのみが背景であり、他のセットは一切ないというものもあるのだそうで。昼間の番組構成でもお粗末。昼間はパズルのSUDOKUを延々と流したり、あるスタジオを背景に単におしゃべりを流したり。これで、かなりの視聴料を年間で取っています(年200ユーロぐらい?)。これらの事実だけが番組の質を決める要素ではありませんが、面白い番組を作っていこうという気概を感じることはあまりないと思います。
近年は、デジタル化するかどうかということで、かなりもめたようです。何をもめたのかは詳しくは知りませんが、いずれにしてもSUDOKUをデジタル化してもあまり意味はないでしょう。有料で色々なチャンネルを契約している人が恩恵を受けるんだと思います。
そんなんで、やっぱりたまにしかテレビは見なかったのですが、好きだった番組は
(ほし)Hauskat koti videot
(ほし)Easy Jetに関するドキュメンタリー
であります。
1番目の番組はさんまのからくりテレビみたいに、面白いホームビデオを募集して放映するという物です。「え?それって何が面白いの?」というホームビデオもありましたが、概ね面白かったと思います。おいらがフィンランドにいる間に終わってしまったと思うんですが、今はやっているんでしょうか?
2つ目は海外テレビ局制作のドキュメンタリーで、Easy Jetというイギリスの格安航空会社について特集していました。1度で終わるのかと思いきや、シリーズ物だったようで、たまたまテレビをつけたときによくやっていました。乗り遅れて文句を言う客を毅然として断ったり、キャンセルした飛行機の客の対応に追われる係員など見ていて面白かったですね(ひょえ)。まぁ、かくいう私もEasy Jetに乗り遅れて、一晩ロンドンの空港で過ごす羽目になったわけですが(ひょえ)
ワールドカップの時もテレビの恩恵を受けました。オーストラリアと日本戦だけはやりませんでしたが、それ以外は放映してくれましたしね。
3年目から寮に移動して、それからはめっきりテレビを見なくなりました。チェコと同様に共同部屋にテレビが1台あるだけでしたからね(しょぼ)
という訳で、おいらのフィンランドのテレビ生活は静かに幕を閉じたのでした(ひょえ)
興味のある方は、こちらもどうぞ(ひょえ)。独立記念日にフィンの国営テレビが必ずやるテレビ番組です(ひょえ)

