
先日、フィンランドで苦楽を共にしたU少佐が日本へ栄転のためにフィンを去りました。彼との旅行や物理の議論、共同研究は良い思いでです。知っている人はどんどん少なくなってしまい寂しい限りですが、彼が日本に職を得たのは喜ばしいことです。U少佐の日本でのますますの活躍をお祈りしております。この栄転を気に中佐へ昇格させたいと思います。今後も精進するように(むふ)(ぇ
んでは、前回の続きです。どんどん長くなりそうな予感ですが、この際書けるだけ書いてしまいたいと思います(むふ)
今日からは項目別に箇条書きにしたいともいます(まじ)
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(ほし)気候
散々これまでの記事でも書いていますが、夏が短く冬が長い。ヘルシンキの冬は10月初旬の雪からスタートします。ここから5月初旬程度までの半年間は冬です。なんともはや長い・・・。冬が始まると同時に、日もどんどん短くなります。12月の冬至の時は、太陽は水平線から少しだけ顔を出すだけです。なので、日が昇ったとしても夕方みたいな感じ。下の写真は冬の夜のものですが、こんな日にバスを乗り逃した日にゃあ、とってもブルーになりますぜ(ひょえ)

冬至を過ぎてから、日はどんどん長くなります。2月には「光の春」と呼ばれるぐらいに明るくなります。この時期は海が凍りますが、おいらが滞在中に凍ったのは2006年と2007年の最初の2年の冬だけでしょうか。2008年はほとんど凍らなかったと思います(まじ)。凍った海を見るのは、冬の楽しみの一つ言えなくもありません(ひょえ)。海の上にスケート場とかできたりするみたいですよ(おいらは行ったことない)。
凍結した海。

その氷も4月には解けはじめます。そして5月ぐらいから木々が芽吹き始めます。日照時間もどんどん長くなり、植物の成長も目で見て分かるぐらい速いです。6月初旬からはほとんど夏。このころからフィン人は夏と休みに浮かれて、職場もだんだんと閑散としてきます。その雰囲気は夏至でクライマックスを向かえ、ここを前後に1ヶ月ぐらい休みを取る人が多いと思います。
夏の一コマ。日向ぼっこが気持ちいです(ん)

7月が終ると少しずつ人が職場に戻ってきます。8月初旬からはもう秋が始まろうとしています。日も短くなったと感じるようになり、迫り来る冬に少し寂しくなる時期です。2007年の夏は、6月、7月は天気が悪かったものの8月の後半で暑い日が続いて、少し長い夏気分が味わえたと思います(ん)。
9月下旬からの紅葉を経て、10月。寒い冬が再び始まります。
(ほし)治安
いいと思います。銃乱射という事件も去年ありましたが、概ね平和。夜に歩けないということはないと思います。ヘルシンキはハカニエミの北の移民、労働者街、東のとある地下鉄駅辺りが治安が悪いと聞いたことありますが、おいらの住んでいたリョンロット通り、コスケラ地区は平和でした。
しかし、自転車泥棒は多い。家の外に自転車を出しておくのは、鍵がかかっていても自殺行為。おいらは盗まれて、深い心の傷を負いました。まったく、どこのどいつだよ、ばかやろー(わーん)
盗まれた270ユーロぐらいの自転車。あんなにがっくりきたのは久しぶりでした。

後、アル中が多いですが、基本的に害を受けたことはありません。寂しがり屋っぽいので、バス停でバスを待っているとよく話しかけられます(ひょえ)
(ほし)物価
高い。北欧全般に言えることですが、すべてが高い。しかし、平均給与はそれほど高くないような?平均年収で25000ユーロ(400万)程度。学食は4.5ユーロ(学生は2.2ユーロ)、床屋(最安で)20ユーロ、インターネット1M月25ユーロ、バス一回2.2ユーロ、定期券は40ユーロぐらい。外食はメイン10ー20ユーロ、ビール0.5Lで4-5ユーロ。コーヒー一杯2-4ユーロぐらい。
病院は公共病院が年3回で11ユーロ、私立だと15分だか25分診察で30-40ユーロぐらい。健康保険、旅行保険などは、全部ひっくるめて1年で270ユーロぐらい。病院や薬でかかったお金は1年以内のものについては100ユーロの手数料で払い戻されます。
(ほし)食
よく言われることですが、フィンランド料理と呼ばれるものはあまりないと思います。カレリアンピーラッカ(パンの上にミルクで煮た米を乗せて焼いたもの)とかマッカラ(ソーセージ)が有名ですが、あれも料理といえるほどのものでもないし・・・。
保存食として有名なのは、にしんの酢漬け。サーモンの酢漬けやサーモンロール(サーモンをぐるぐるに巻いて燻製にしたもの)もおいしいです。ただ、サーモンロールはにしん市などの特別な市場でしか見たことありません。にしんの酢漬けもスーパーのものよりそういう市場で買ったものの方が断然おいしいと思います。
にしん市の様子。

サーモンロール。

フィンの夏の風物詩と言えばざりがに。塩茹でにして、パンとバターで食べるのが一般的のようです。冷凍物が10ユーロぐらいからとお手頃ですが、生で売っているザリガニの方が風味がいいし、実も詰まっていておいしいです。1匹4-6ユーロぐらいするので、かなり高いですが一度ぐらいは経験してもいいかも?

それと、一度記念に食べておきたいのがトナカイ。レストランで出されるものは臭みも無くおいしく食べられます。1度食べれば十分ですけどね(ひょえ)
フィンで忘れていけないのがいちご。旬は6-7月ぐらいだったかな?おいらはこれほど甘いイチゴを日本では食べたことありません。この時期にフィンに来たら食べざるべからざるなりですよ、はい(むふ)
(ほし)交通
市内はバス、地下鉄、トラム、鉄道が走っていて、特に不便はありません。スオメンリンナ島とは船で結ばれています。一度、バスがエンストして、そのまんま動かないってことがありましたが、そういうことは滅多にないと思います(確信はないが・・・)。冬にそれなったら死んでまうし(ひょえ)
冬の夜のバスは要注意です。ヘルシンキでは路線バスは手を上げないと止まってくれません。夜はお客があまりいないのをいいことに、バスは猛スピードで道路を駆け抜けていきますから、前もって手を上げてないと華麗にスルーされます。おいらはぼうっとしていて何度かスルーされてしまいました(ひょえ)
フィンランド国内は、飛行機、鉄道、バス、船で結ばれています。飛行機はfinnairやblue oneという会社がありますが、後者のほうが安いと思います。前者も週に一回安いチケット出していますけどね。
鉄道の国際線はロシア方面のみです。スウェーデンとは路線の幅が違いますし、そもそも北からかなり迂回しないといけないので、時間の無駄です。スウェーデンまでは飛行機か船が現実的です。船は、silija lineとviking lineがあります。前者は最近経営が苦しいそうですが、後者より前者の船の方が豪華かな?豪華客船ライクな雰囲気を楽しめます。この船は、移動が主というより飲んで騒ぐという乗客の方が多いので、そういうフィンランド人、スウェーデン人の様子を見るのも一興です(ぇ。それと、エストニアにも幾つかフェリーと高速艇が出ています。後者は海が凍っている間は運航しないので注意です。
ロシア方面の列車はサンクトペテルブルグとモスクワ行きです。そのまんま、ウラジオストクや北京へ列車で向かうことが可能です。まぁ、それは私がやった訳ですが(ひょえ)
シベリア鉄道の出発駅モスクワ・ヤロスラブリ駅周辺。

詳しい記事はこちらへ(むふ)
今日はここまでです。次回で最後にする予定です(ぺこ)
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今日からは項目別に箇条書きにしたいともいます(まじ)

(ほし)気候
散々これまでの記事でも書いていますが、夏が短く冬が長い。ヘルシンキの冬は10月初旬の雪からスタートします。ここから5月初旬程度までの半年間は冬です。なんともはや長い・・・。冬が始まると同時に、日もどんどん短くなります。12月の冬至の時は、太陽は水平線から少しだけ顔を出すだけです。なので、日が昇ったとしても夕方みたいな感じ。下の写真は冬の夜のものですが、こんな日にバスを乗り逃した日にゃあ、とってもブルーになりますぜ(ひょえ)

冬至を過ぎてから、日はどんどん長くなります。2月には「光の春」と呼ばれるぐらいに明るくなります。この時期は海が凍りますが、おいらが滞在中に凍ったのは2006年と2007年の最初の2年の冬だけでしょうか。2008年はほとんど凍らなかったと思います(まじ)。凍った海を見るのは、冬の楽しみの一つ言えなくもありません(ひょえ)。海の上にスケート場とかできたりするみたいですよ(おいらは行ったことない)。
凍結した海。

その氷も4月には解けはじめます。そして5月ぐらいから木々が芽吹き始めます。日照時間もどんどん長くなり、植物の成長も目で見て分かるぐらい速いです。6月初旬からはほとんど夏。このころからフィン人は夏と休みに浮かれて、職場もだんだんと閑散としてきます。その雰囲気は夏至でクライマックスを向かえ、ここを前後に1ヶ月ぐらい休みを取る人が多いと思います。
夏の一コマ。日向ぼっこが気持ちいです(ん)

7月が終ると少しずつ人が職場に戻ってきます。8月初旬からはもう秋が始まろうとしています。日も短くなったと感じるようになり、迫り来る冬に少し寂しくなる時期です。2007年の夏は、6月、7月は天気が悪かったものの8月の後半で暑い日が続いて、少し長い夏気分が味わえたと思います(ん)。
9月下旬からの紅葉を経て、10月。寒い冬が再び始まります。
(ほし)治安
いいと思います。銃乱射という事件も去年ありましたが、概ね平和。夜に歩けないということはないと思います。ヘルシンキはハカニエミの北の移民、労働者街、東のとある地下鉄駅辺りが治安が悪いと聞いたことありますが、おいらの住んでいたリョンロット通り、コスケラ地区は平和でした。
しかし、自転車泥棒は多い。家の外に自転車を出しておくのは、鍵がかかっていても自殺行為。おいらは盗まれて、深い心の傷を負いました。まったく、どこのどいつだよ、ばかやろー(わーん)
盗まれた270ユーロぐらいの自転車。あんなにがっくりきたのは久しぶりでした。

後、アル中が多いですが、基本的に害を受けたことはありません。寂しがり屋っぽいので、バス停でバスを待っているとよく話しかけられます(ひょえ)
(ほし)物価
高い。北欧全般に言えることですが、すべてが高い。しかし、平均給与はそれほど高くないような?平均年収で25000ユーロ(400万)程度。学食は4.5ユーロ(学生は2.2ユーロ)、床屋(最安で)20ユーロ、インターネット1M月25ユーロ、バス一回2.2ユーロ、定期券は40ユーロぐらい。外食はメイン10ー20ユーロ、ビール0.5Lで4-5ユーロ。コーヒー一杯2-4ユーロぐらい。
病院は公共病院が年3回で11ユーロ、私立だと15分だか25分診察で30-40ユーロぐらい。健康保険、旅行保険などは、全部ひっくるめて1年で270ユーロぐらい。病院や薬でかかったお金は1年以内のものについては100ユーロの手数料で払い戻されます。
(ほし)食
よく言われることですが、フィンランド料理と呼ばれるものはあまりないと思います。カレリアンピーラッカ(パンの上にミルクで煮た米を乗せて焼いたもの)とかマッカラ(ソーセージ)が有名ですが、あれも料理といえるほどのものでもないし・・・。
保存食として有名なのは、にしんの酢漬け。サーモンの酢漬けやサーモンロール(サーモンをぐるぐるに巻いて燻製にしたもの)もおいしいです。ただ、サーモンロールはにしん市などの特別な市場でしか見たことありません。にしんの酢漬けもスーパーのものよりそういう市場で買ったものの方が断然おいしいと思います。
にしん市の様子。

サーモンロール。

フィンの夏の風物詩と言えばざりがに。塩茹でにして、パンとバターで食べるのが一般的のようです。冷凍物が10ユーロぐらいからとお手頃ですが、生で売っているザリガニの方が風味がいいし、実も詰まっていておいしいです。1匹4-6ユーロぐらいするので、かなり高いですが一度ぐらいは経験してもいいかも?

それと、一度記念に食べておきたいのがトナカイ。レストランで出されるものは臭みも無くおいしく食べられます。1度食べれば十分ですけどね(ひょえ)
フィンで忘れていけないのがいちご。旬は6-7月ぐらいだったかな?おいらはこれほど甘いイチゴを日本では食べたことありません。この時期にフィンに来たら食べざるべからざるなりですよ、はい(むふ)
(ほし)交通
市内はバス、地下鉄、トラム、鉄道が走っていて、特に不便はありません。スオメンリンナ島とは船で結ばれています。一度、バスがエンストして、そのまんま動かないってことがありましたが、そういうことは滅多にないと思います(確信はないが・・・)。冬にそれなったら死んでまうし(ひょえ)
冬の夜のバスは要注意です。ヘルシンキでは路線バスは手を上げないと止まってくれません。夜はお客があまりいないのをいいことに、バスは猛スピードで道路を駆け抜けていきますから、前もって手を上げてないと華麗にスルーされます。おいらはぼうっとしていて何度かスルーされてしまいました(ひょえ)
フィンランド国内は、飛行機、鉄道、バス、船で結ばれています。飛行機はfinnairやblue oneという会社がありますが、後者のほうが安いと思います。前者も週に一回安いチケット出していますけどね。
鉄道の国際線はロシア方面のみです。スウェーデンとは路線の幅が違いますし、そもそも北からかなり迂回しないといけないので、時間の無駄です。スウェーデンまでは飛行機か船が現実的です。船は、silija lineとviking lineがあります。前者は最近経営が苦しいそうですが、後者より前者の船の方が豪華かな?豪華客船ライクな雰囲気を楽しめます。この船は、移動が主というより飲んで騒ぐという乗客の方が多いので、そういうフィンランド人、スウェーデン人の様子を見るのも一興です(ぇ。それと、エストニアにも幾つかフェリーと高速艇が出ています。後者は海が凍っている間は運航しないので注意です。
ロシア方面の列車はサンクトペテルブルグとモスクワ行きです。そのまんま、ウラジオストクや北京へ列車で向かうことが可能です。まぁ、それは私がやった訳ですが(ひょえ)
シベリア鉄道の出発駅モスクワ・ヤロスラブリ駅周辺。

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今日はここまでです。次回で最後にする予定です(ぺこ)
