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海外脱落組のお気楽物理学者
世界遺産ハンターまーらいおんII
2005年07月03日 (日) | 編集 |
日曜日はチェコの空のソラさんとともに、モラビア地方の世界遺産めぐりに行った。モラビアとはチェコの東側の地方のことである。ちなみにプラハを含む地域はボヘミアと呼ばれている。世界遺産ハンターまーらいおんの今回のターゲットは、「kroměříž(クロムニェジーシュ)の城と庭園」と「Olomouc(オロモウツ)の三位一体像」である。

116_1628s.jpgブルノ近辺で給油中に撮影。モラビアの田園風景。


116_1637s.jpgブルノからクロムニェジーシュへ行く途中の風景。キリストの像が多く見られるが、これはこの地方へのキリスト教の浸透を表している。


クロムニェジーシュ市はプラハから見てブルノの更に先にある町で、車で3時間以上かかる。私はソラさんと合流すべく、プラハの南にある地下鉄C線沿いの Opatov (オパトフ)駅に向かった。その駅にソラさんが迎えに車で来ることになっているのだ。

彼の車はŠKODA FELICIA(1300cc)という車だ。シュコダというメーカーは日本では殆ど知られていないが、共産時代からあるチェコ国産の車である(現在エンジンはフォルクスワーゲンらしいが)。合流後、高速道路からブルノへ向かう。プラハ、ブルノ線は交通事故多発地帯。これはひとえにチェコ人の運転の荒さから来ている。実際彼らに車間感覚などという概念はない。後ろから平気であおるし、前の車が急ブレーキをかけたら何が起こるかなんて考えない。高速道路では、激しい競争が繰り広げられていた。しかし、チェコでの運転歴が長いソラさんの車で安全運転で高速道路をかっとばした。オラオラ!

116_1641s.jpgモラビア地方の風景その3。


116_1650s.jpg11時過ぎにクロムニェジーシュに到着。市街は日曜日ということもあってか、静まり返っている。観光客も殆どいないようだ。それもそうで、ここは電車によるアクセスが非常に悪い。ブルノから日帰りはできるが、プラハからの日帰りは多少強行軍だ。まずはインフォメーションでマップをゲットである。どうやら世界遺産は城と庭園のようだ。城が近くにあるということでそちらから攻めることにした。マップに従い城の表側に回ったつもりが、出た先は城の裏側の庭であった。なかなかきれいな庭園である。「長い沼」という名の沼を端っこまで歩いて(実際長い)、城のメインエントランスに戻る。


116_1657s.jpg途中孔雀を発見。羽を広げるかとソラさんと威嚇するもまったく広げる様子もない。えさ目的の日和った孔雀であった。


116_1667s.jpg城の中はツアーでしか回れないようだ。ガイドツアーで90コルナ。ギャラリーの見学もあわせると110コルナである。しかし、ソラさんは場内見学ツアーに興味のない様子。しかも90分かかるということなので、1日でこことオロモウツを回る我々にとっては時間がない。よって、城の塔だけを上ることにした。入場料40コルナなり。天文学者と物理学者は高いところが好き(?)である。上からの眺めはなかなかだ。ここで、我々は「ジョジョ立ち」ポーズで写真を撮り、城を後にした。


116_1688s.jpg広場から見た城。


116_1690s.jpg2つの世界遺産を示す標識。



116_1699s.jpg城から遠くはないのだが、もう一つの世界遺産である庭へは車で向かう。チェコ語で「květná zahrada」というこの庭園は13世紀に作られたという非常に古いものである。庭園にはコロナーダといわれる回廊、また彫刻や噴水、そして星の位置を示す天体ドームなどがあり、それらが非常に美しい調和をなしている。


117_1716s.jpg実際、こちらの庭のほうが城の方より格段にきれいだと思う。ソラさんはこの点を何度も強調して、「城はおまけである」という持論を崩さない。庭の美しさを前にすると私も納得せざるを得ない。再びジョジョ立ちポーズで写真を撮った我々は、庭を後にしてもう一つの世界遺産のある町オロモウツに向かった。


117_1740s.jpgオロモウツに向かう途中の風景。この白い花はなんのかわからないのだが、非常にきれいだった。


117_1741s.jpg気分はアウトランって感じ?(年がばれる発言だ...)


117_1749s.jpgオロモウツまでは1時間もかからずに到着。目的の三位一体像はホルニー広場と呼ばれる広場の中にあった。ウィーンにも似たものがあるが、それよりも大きく立派な感じがする。建築様式はゴシック様式である。


117_1756s.jpgオロモウツのもう一つの見所は天文時計である。これは仕掛け時計になっていて、毎正時に仕掛け時計にセットされた人形が動くというものである。我々もその仕掛けが動くさまを見ようと行ってみた。3時ちょうど。しかけが始まるはずである。壁にある人形に目を凝らして、今か今かと周りの観客と待ちわびていると、まずは鍛冶屋の人形が動いて彼らが鉄をたたく音と合わせて鐘が鳴る。そして、次は....


何も動かない?しばらく待っても何も始まらない....。

これで終わりなのである。まわりの観客も苦笑い。プラハの仕掛け時計にはるかに劣る。これは壊れているのか、はたまたこれが正しい仕掛け時計の動きなのか。だとすると、他の人形の存在が意味不明である。納得いかないまま、我々は教会(Dom)へ向かった。

117_1773s.jpgこの教会もケルンの聖堂におとらぬ立派な教会だ。ネオゴシック様式である。内部には前法王ヨハネパウロ2世が訪問にきたときの写真がかざってあった。


117_1796s.jpgそして我々は、プラハへ舞い戻った。走行距離670キロのハードな旅であった。ずっと運転しっぱなしのソラさんお疲れ様でした。


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コメント
この記事へのコメント
美しいですねー
チェコは美しい国なんですねー。田園風景も、たくさんある世界遺産も…。ヨーロッパ!って感じがします。
この白い花が咲き乱れている様子がとてもすてきですね。
2005/07/06(水) 19:51:05 | URL | mf #cJZJYCBs[ 編集]
mfさん、

花とてもきれいでした!公共交通機関ではなかなかいけないところなので、こんな風景に出会えてとてもよかったです。
2005/07/07(木) 16:56:39 | URL | まーらいおん #aIcUnOeo[ 編集]
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