
1年以上中断していたCERNのLarge Hadron Collider(LHC)実験が先週の金曜日に再開しました。CERNはスイスとフランスの国境にまたがる私の分野である素粒子物理の巨大実験施設です。この実験では、陽子と陽子を加速させて、お互い衝突させることによってそれらをより小さい粒子に破壊します。その衝突のエネルギーが大きければ大きいほど、物質を構成する「素」の要素に近づけるというわけです。そのような粒子を素粒子と言います。これまでの実験で確認されている素粒子は、レプトンやクォークと呼ばれるもので、それらの振る舞いは標準模型という理論で記述されています。この実験では、これまでの実験では見つけることの出来なかった標準模型で唯一観測されていない粒子であるヒッグス粒子や、標準模型の枠組みでは説明できない新しい物理現象、新粒子が観測されるのではないかと期待されています。
先週の金曜日は陽子のビームが加速器の中を周回、今日は陽子同士の衝突と思われる現象が確認されたようです。この辺のニュースは、日本のこちらのページやCERNのページで紹介されています。
新しい実験の結果はまだ少し先になりますが、今のところ順調に動いているようなので、これからどんな結果が出てくるのか楽しみですね。
今日のプラハの夜は非常に暖かでした。この停留所でいつも乗り換えのトラムを待つのですが、今日は暖かかったのでそれほど苦にはなりませんでした(ん)

あと少しで、新しいお家に入れますし、ホテル暮らしももうちょっとの辛抱です(ん)
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先週の金曜日は陽子のビームが加速器の中を周回、今日は陽子同士の衝突と思われる現象が確認されたようです。この辺のニュースは、日本のこちらのページやCERNのページで紹介されています。
新しい実験の結果はまだ少し先になりますが、今のところ順調に動いているようなので、これからどんな結果が出てくるのか楽しみですね。
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