
日本では、予算削減のための「仕分け作業」が行われていますが、科学の分野は大きな標的で、多くの分野のプロジェクトが廃止、もしくは予算削減をされることが「仕分け人」によって決められました。最終決定は内閣がするとか(最初は仕分け人が最終決定する予定だった?)、一体どっちが最後に決めるのか訳分りませんが、いずれにしてもこれが最終決定なら日本の科学は大きなダメージを受けることになります。
緊急事態ということで、多くの科学者が反論を始めました。 国立大学法人10大学理学部長会議が緊急提言したり、今日はノーベル賞物理学者、フィールズ賞受賞学者が東大で討論会を行い緊急声明を出しました。この討論会には会場に入りきらなかったぐらいの大勢の人が集まったみたいで、関心の高さを伺わせていました。私の分野の研究所にも関連の緊急声明が出されていました。Natureにも関連記事が出ていました。
実はチェコも人事ではありません。チェコ政府は科学予算配分を決めるための新しい基準を導入しました。その基準は特にチェコ科学アカデミーとその所属研究所に不利(?)なものだったらしく、かなりの予算が縮小されたようです。チェコの科学アカデミーは、チェコの中でかなり大きな科学研究の組織なので、そのダメージはかなり大きいようです。科学者の反発も大きいです。一方、私の所属する大学の方は今年は予算は減らされなかったようですが、来年は果たしてどうなるかわかりません。予算が削られた時に、まず首を切られるのは外国人です。海外に居る外国人はいつも弱い立場なのです。私は、その事を想定して今後の活動を行うべきかなと思っています。
ちょっとかたい話だったので、最後に和む写真を(ひょえ)

どうしてこうなった(ひょえ)
日本の科学もそう言われないように!(いかり)
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緊急事態ということで、多くの科学者が反論を始めました。 国立大学法人10大学理学部長会議が緊急提言したり、今日はノーベル賞物理学者、フィールズ賞受賞学者が東大で討論会を行い緊急声明を出しました。この討論会には会場に入りきらなかったぐらいの大勢の人が集まったみたいで、関心の高さを伺わせていました。私の分野の研究所にも関連の緊急声明が出されていました。Natureにも関連記事が出ていました。
実はチェコも人事ではありません。チェコ政府は科学予算配分を決めるための新しい基準を導入しました。その基準は特にチェコ科学アカデミーとその所属研究所に不利(?)なものだったらしく、かなりの予算が縮小されたようです。チェコの科学アカデミーは、チェコの中でかなり大きな科学研究の組織なので、そのダメージはかなり大きいようです。科学者の反発も大きいです。一方、私の所属する大学の方は今年は予算は減らされなかったようですが、来年は果たしてどうなるかわかりません。予算が削られた時に、まず首を切られるのは外国人です。海外に居る外国人はいつも弱い立場なのです。私は、その事を想定して今後の活動を行うべきかなと思っています。
ちょっとかたい話だったので、最後に和む写真を(ひょえ)

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日本の科学もそう言われないように!(いかり)
