海外脱落組のお気楽物理学者
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フィンランド語トリビア
2005年08月30日 (火) | 編集 |
この前、家の近くの一番でかい本屋、というよりフィンランドで一番でかい本屋アカデミア書店でフィンランド語の辞書が安かったので買ってしまいました。ちなみにアカデミア書店はフィンランド一でかいデパート stockmann の系列店です。家がそこに近いというのもありますが、結構散財させられます。くそー、やるな stockmann.

sanakirja.jpgさて、買ってみたのはこれです。(写真の辞書はフランス語ーフィン語のものですが、実際買ったのは英語ーフィン語のもの)

CD-ROMの辞書つきで29ユーロ。割と安いんではないかな。日本語ーフィン語の辞書はあるんですが、用法があまり載っていないし、やっぱ英語ーフィン語のものもあると少し安心。持っているだけで安心しないで勉強しないといかんですが、最近さぼり気味だな orz.これを機に奮起せねばなるまいて。

ところで、上の写真の辞書は英語ーフィン語ではなく英語ーフランス語です。フィンランド語は「SUOMI」といい、フランス語は「Ranska」といいます。当初、

なんでフランスが「Ranska」やねん

と思いましたが、まあチェコ語でも、オーストリアが「Rakousko」、ドイツが「Německo」だったりして意味不明なときがあったので、そういうものだろうということで丸覚えしていました。ですが、最近、なんで「Ranska」っていうか人から聞いてわかりました。理由は、

フィンランド語は最初に子音を二つ重ねることがない

というルールから来ています。その結果

「France」-->「Ranska」

というように「F」が取れてしまうのです。他の例としては学校「koulu」があります。英語とのアナロジーを無理やり考えると

「School」-->「Skoulu(?)」-->「Koulu」

で「s」が取れているとわかります。「学校」という単語は他言語同士で互いに似ているのでわかりやすいです。例えば、チェコ語だと「škola」、ドイツ語だと「Schule」です。フィンラン語は上のルールを適用すれば、今挙げた他の国の言葉の「学校」に近い単語だとわかります。他にもきっと例があるのでしょう。

ついでに、他のフィンランド語のトリビアを。フィンランド語でドイツは「Saksa」ですが、これは上のルールを適用しようと英語などの近い単語には近づきません。というのは、この単語はドイツの昔の国「ザクセン」が語源だからです。ザクセンは今で言うベルリンとプラハの間にあるドレスデン近辺です。

後、フィンランド語で「sata」とは百という意味ですが、これはサンスクリット語(一応、現在のインドの公用語の一つでもあるが、古典言語であるため現在日常語としての話者はほとんどいない)から来ているそうです。

その他、最近面白いなと思ったのは、mf さんのページの話です。文法についての話なので難しいかもしれませんが、私は疑問が一つ氷解しました。mfさん、ありがとうございます。他の言語で mfさんの記事に似た例を挙げるなら、フランス語の名詞、形容詞で男性、女性名詞を規則なく全部覚えろって感じです。チェコ語は男性、女性、中性と別れていますが、それなりに規則があるのでまだましです。例外が多いのがたまに傷ですが。

とまあ、話す上では役に立たない(最後は除く)フィンランド語豆知識ですが、「へー」って感じのトリビアですよね。あ、もしかして投稿しとけばよかったか!

ランキングはおかげさまで順調に3位をキープ。2位には大きく離されていますが、ウラル・スラブらしく(?)地道に追いつくことに致しましょう。ということで、お時間のあるときに投票を。
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コメント
この記事へのコメント
TBありがとうございました!
まーらいおんさん、ranskaもおできになるのですか!?うーむすごいです。
私のブログで書いた「サか?ラか?」も、ある程度の原則はあるのかもしれないもののないに等しいような(ってなにいってんだ私)、いや~もう、なんでタンペレは「ラ」なんでしょうか。
チェコ語でオーストリアが「Rakousko」って、なにからきているんでしょうね、面白いですね。
語学ネタ、これからも楽しみにしています!
2005/08/31(水) 17:02:37 | URL | mf #cJZJYCBs[ 編集]
うわ、説明不足でした。英語ーフィン語の辞書の写真がなかったのでフランス語のをとってきただけで、できないっす汗。というわけで買ったのは englantiの方でした。チェコ語も教材を前にしつつなにもやってない日々が続いております。忘れそうだ...。というわけで、たまにチェコ語ネタをだして思い出しておきたいと思います。
2005/08/31(水) 19:38:46 | URL | まーらいおん #aIcUnOeo[ 編集]
こんばんは~。

アカデミア書店が近所なんて、
都会っ子ですね~。

そういえば、
昨日から東京では「チェコ映画祭」なるものが
やっておりますよ。

本屋さんでは、チェコのマッチのラベルを集めた本が
売っていました。

もしや「チェコ」ブーム??
2005/08/31(水) 20:42:01 | URL | hiyohiyo #QF6NbOqw[ 編集]
こんにちは。saksaはどこから来た言葉なのか
ずっと気になっていたんです。ザクセンなんですか!
おもしろいですね。
ストックホルムも最初のスがフィンランド語だとない
ですよね。あと、ストックマンをシュトックマンという
感じに発音するのを聞いたことがあります。やっぱり
単語の最初だとs子音が発音しにくいからなのかなと思いました。
2005/09/01(木) 03:55:12 | URL | chickpea #sSHoJftA[ 編集]
■hiyohiyoさん、

そうなんです、都会っ子なんです笑。しかし、チェコ関係意外に日本でやるんですね。チェコブームかはわかりませんが、これで日本チェコ直行便が出たらそうなるかも!でもチェコ航空の飛行機って日本まで飛ばせないだろうなあ~笑

■chickpeaさん、

stockholmの話も聞きました。なんか面白いですよね。国の名前は各言葉でかなり異なっているので、学ぶ度に大変だなあと思ってしまいます。ですので、語源が分かれば多少は覚えやすくなるし親しみもわきますよね。
2005/09/01(木) 06:25:22 | URL | まーらいおん #aIcUnOeo[ 編集]
France→Ranskaのところでは、思わず「へぇ~」と言っていました。その国の音韻規則を無理やり(?)あてはめるのですから、おもしろい・・・。
2005/10/23(日) 22:17:11 | URL | あやめ #uML3uUe.[ 編集]
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