海外脱落組のお気楽物理学者
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日本製原子爆弾
2006年02月04日 (土) | 編集 |
タイトルから真面目な話と思ってきた皆様ごめんなさい。ぜんぜん真面目な話じゃありません。

このタイトルはチェコにいた頃の思い出話に関係しています。

私、2年ほどチェコに住んでいたわけですが、住んでいた所は研究所付属のホテルでした。ホテル住まいって言うと聞こえがいいですが、

要は学生寮です

台所は共用だし、シャワーは部屋の中になくて、隣の部屋との共通通路を挟んである中途半端な作りだし、

これぞ、旧共産圏の建物

って感じです。そんな素敵なホテルの名前は「ホテルマザンカ」。写真はこれだぁー

IMG_2766.jpg



どうです?汚いでしょ?

とっても快適そうに見えないところではありますが、ホテルと名がつくだけあって、部屋には大体毎日掃除が入ります。私、チェコで掃除って真っ当にしたことありません。掃除のおばさん、朝早いんで強制的に起こされますけどね(起きる必要はないが、大きな物音を立てるので起きざるを得ない)。そんなわけなんで、掃除は仕事中にこのおばさん達がやってくれます。

んで、ある日のこと、仕事場で秘書さんから意味不明なクレイムが....。

「ねぇ、まーらいおん、あなたホテルの部屋で圧力釜のスイッチを入れっぱなしにして出てきたでしょ?掃除のおばさんが、怖がって触れずにいて困っているんだけど

はて?圧力釜なんて持っていないんだけどな~。と、記憶をゆっくり思い起こし

ご飯ジャーのことか

と気づく。

確かに、出かける前に夜ごはん用にタイマーセットしてきたんだけどね。チェコにはジャーなんてないから、圧力釜か何かと勘違いしたわけだ。

そんな事情を秘書に説明して、掃除のおばさんを納得させるように言っておく。秘書さんはしかっめ面をしたまま退散。これで、一件落着かと思ったらそうではなかった。

午後、ボスに会うとまずは第一声。

「なあ、まーらいおん。お前、日本から原子爆弾でも持ってきたのか?」

エ━━(゚Д゚;)━━━ッ!!

ご飯ジャーのことだ!ホテルの連中、秘書だけでは飽き足らず、漏れのボスにまで電話してっ苦情を言いやがった

「部屋から出るときは、電気器具の電源は全部切っておいたほうがいいぞー( ̄ー ̄)ニヤリ」

ってタイマーなんて日本で当たり前なのに。これだからチェコってのは

んで、ホテルに戻ると部屋を使う上での規則を書いた紙を渡された。はぁー、こんなところ住みたくねぇー。でも、今の給与で、アパート借りるなんて無理だし(プラハのアパートは意外に高い)。

トラブルはこれだけでは飽き足らずいろいろあるんですが(こちらの過失もある)、そんなこんなで、2年間同じところに住んでしまいました。でも、旧共産国家らしさを理解するにはいい環境だったのかも

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コメント
この記事へのコメント
原子爆弾ってタイマーなんですか?(笑)

素敵なホテル…旧共産圏ってどこへいってもこれと共通の「素敵さ」が感じられるように思いますけど~、あそこまで世界共通の香りを漂わせるって、共産主義ってすごいことだったんだなあと思ったり。
2006/02/04(土) 11:58:50 | URL | mf #cJZJYCBs[ 編集]
おもしろい!炊飯器にまつわる話、ですけどね、
知り合いのロシア人の子が、ご飯が大好きなので(にこ)家にあった小さい炊飯器をあげたの。
 そしたら、その子のお母さん(びっくり)が、爆発するとあぶないからガレージに置いておきなさい、ということに・・・爆弾にみえますかね~やっぱり。(ほのお)(絵文字全部使ってみたい)
2006/02/05(日) 00:57:21 | URL | いちご #-[ 編集]
■mfさん、

こういう雰囲気の建物って共産圏特有のにおいがありますね(はず)
エレベーターとか手動ドアで底が板張りだったりするし(あせ)
フィンランドにも共通性を感じてしまうのはなんででしょう(ひょえ)(それ)

■いちごさん、

(・0・。) ほほーっ、ロシア人もジャーは危ないものだと認識するんですねー。もしかして、共産圏特有の現象なのかな?(ひょえ)(それ)

絵文字これからどんどん活用してくださいね(ひょえ)
2006/02/05(日) 06:20:29 | URL | まーらいおん #aIcUnOeo[ 編集]
とにかく電子音(?)は怖い
ってことなんでしょうか??(はず)

電子ジャーごときでそんなに大騒ぎされちゃうと、どう反応していいのか
考え込んじゃいますね。
何をどう見たら、原子爆弾なんてものに見えるんでしょ??
そもそも、彼らはそんなものを見たことがあるんでしょうか?
私はないですが、…あ;; 共産圏の彼らなら、、
…ありえたりして。(あせ)(あせ)

ずうう~~っと遥か昔(15年くらい?)には、
「ソ連に行くなら、両腕にびっしり腕時計をして行って、あっちで
売れば、それだけで悠悠自適な旅ができる。」(ぐっど)
なんて聞きましたが、今はどうなんでしょう?
多少は変わっても、…あんまり変わっていなかったり?(たいよう)

「ホテル」の外観はともかく、「中身」がどんなのか、気になります。
私がグルジアで泊まった「ホテル」は、外観こそ「古びた歴史的建物」
でしたが、内装は「ここで何があった?! そしてそれから何年、
ほったらかし?!」(ぎょ)
…な、惨状でした。
手入れさえしていれば、「○○宮殿」みたいな、壮麗な建物だったんですが。
(一部、床が抜けているし。)(ぐらさん)

2006/02/05(日) 13:08:20 | URL | ガナッシュ #3un.pJ2M[ 編集]
ガナッシュさん、

中身は、そこそこ真っ当ですが、来る訪問者皆、
「こんなところ住んでいるの?(びっくり)」
って言うんで、ひどい有様なのかも。
ただ、うちはましな方みたいで、大学のドミトリーとか
もっとひどいという話も(ひょえ)

アルメニアのホテルに泊まったときは、結構真っ当でしたね。
しかし、一歩市街を出ると、ほったらかしの廃墟、工場が
散在していましたね(あくま)
2006/02/06(月) 03:47:48 | URL | まーらいおん #aIcUnOeo[ 編集]
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