
ヘルシンキ大学で夏期フィンランド語コースの案内がでました。短期だからなのでしょうが、1ヶ月で48コマとは相当ありますなあ。夕方からの授業でも4時ぐらいからだし、参加しようか悩んでいるところ。値段も高くないしどうしようかなと思っているのだが、チェコ語の学校に通っていたころの痛い思い出がよぎるなあ...
チェコ語に関しては私は完全に落第生です。全然知らん人から見れば話せるように見えるかもしれませんが、日常会話もできんし、文章もあんまり読めない。ボキャを増やせばなんとかとも思うんですが....。とにかく、しっかり勉強している方々から見れば、かなり情けない状態と言えましょう。
それでも1年通ってました、チェコ語の学校(後半は結構休んだけど)。しかし、すんげえ劣等生でした。プラハに行ってすぐにカレル大学哲学部のチェコ語クラスにFH氏と通ったのですが、行った当初は英語はできないし、チェコ語ももちろんできない。授業は当然英語なので、何言っているかちんぷんかんぷん。当時すでに1年半チェコに住んでいたFH氏は、それなりにチェコ語を理解している。私には神様に見えましたわ。私がこの講座でまず最初に覚えたチェコ語は
「nerozmim(わかりません)」
である。なぜなら、ダリナ先生が
「rozmite ?」「nerozimite ...」
と何回も私に言うからだ。そのうち授業は英語の説明さえも跡形もなくなりチェコ語でチェコ語の授業をする始末。
「もう、何もわかりませんが何か?」
という状態である。言葉を使ったゲームをやろうものなら、ゲームの内容さえわからず大混乱である。
「頼む、俺にはあてないでくれ!」
それでも優しいダリナ先生は、生徒に平等に問題を当ててくる。何度も答えらず頭を抱えるだけの私。
「もう、またわからないの?まーらいおん?」
皆は、私のわからないという頭を抱えるパフォーマンスが面白いらしくニコニコしている。これがまた私の劣等感に拍車をかけるのだ。
「あー、なんかできない生徒の気持ちってわかったかも」
朝8時半から授業なのだが、朝家を出るのがつらい事つらい事。
「ママン、学校いきたいくないよ」
である。しかし、FH氏に引きずられながらも登校を続く。安らぎは、授業後のほかの日本人友達T氏との会話。あー、駄目じゃん、おれ。ハワイとかに留学して全く英語を話せずに帰ってくる日本人状態になってしまう~。そんな冗談めいたことを考えているうちはまだまし。そのうち
「なぜだ、なぜわからんのだ....。物理のほうがよっぽど難しいはずじゃないのか?」
と考えるようになる。ここまで来ると負け惜しみである。自分の優れていそうなところを拾って劣等感を和らげようとするのだ。
これちなみにビギナークラスです。でも皆すごいんです。きちんと内容を理解しているし、当てられても大抵すんなり答える。答えられないのは俺だけ。
それはお前が勉強してないからだろ!と思うかもしれませんが、当初はかなり勉強してましたよ。朝の3時ぐらいまで、チェコ語の宿題やったり。研究が本業なのに何でチェコ語やってんだろ?って感じです。
後でわかったんですが、スラブ系の連中が特にできたんです。だって、文法体系とか単語が似てるんだもーん。できて当たり前だろが!ゴルァ!でもこれは所詮言い訳です。だって、そこにいた日本人はちゃんとできていたもん。
もうちっと真面目な話をすると、格変化が何か理解できなかったからもしれない。いや、格変化がどうなるかっていうのはわかるんですが、日本語の助詞に対応するもんだと頭の中でクリアーになるまでちっとも頭に入らなかった。ようするに第2外国語の学び方がわからんかったというか。いや、今となってはなんでわからんかったのかもわからん。
はい、そろそろ最初のお題に戻りましょう。フィンランド語の学校は行くんですか?
もうちょっと考えさせてね(はぁと)。
チェコ語に関しては私は完全に落第生です。全然知らん人から見れば話せるように見えるかもしれませんが、日常会話もできんし、文章もあんまり読めない。ボキャを増やせばなんとかとも思うんですが....。とにかく、しっかり勉強している方々から見れば、かなり情けない状態と言えましょう。
それでも1年通ってました、チェコ語の学校(後半は結構休んだけど)。しかし、すんげえ劣等生でした。プラハに行ってすぐにカレル大学哲学部のチェコ語クラスにFH氏と通ったのですが、行った当初は英語はできないし、チェコ語ももちろんできない。授業は当然英語なので、何言っているかちんぷんかんぷん。当時すでに1年半チェコに住んでいたFH氏は、それなりにチェコ語を理解している。私には神様に見えましたわ。私がこの講座でまず最初に覚えたチェコ語は
「nerozmim(わかりません)」
である。なぜなら、ダリナ先生が
「rozmite ?」「nerozimite ...」
と何回も私に言うからだ。そのうち授業は英語の説明さえも跡形もなくなりチェコ語でチェコ語の授業をする始末。
「もう、何もわかりませんが何か?」
という状態である。言葉を使ったゲームをやろうものなら、ゲームの内容さえわからず大混乱である。
「頼む、俺にはあてないでくれ!」
それでも優しいダリナ先生は、生徒に平等に問題を当ててくる。何度も答えらず頭を抱えるだけの私。
「もう、またわからないの?まーらいおん?」
皆は、私のわからないという頭を抱えるパフォーマンスが面白いらしくニコニコしている。これがまた私の劣等感に拍車をかけるのだ。
「あー、なんかできない生徒の気持ちってわかったかも」
朝8時半から授業なのだが、朝家を出るのがつらい事つらい事。
「ママン、学校いきたいくないよ」
である。しかし、FH氏に引きずられながらも登校を続く。安らぎは、授業後のほかの日本人友達T氏との会話。あー、駄目じゃん、おれ。ハワイとかに留学して全く英語を話せずに帰ってくる日本人状態になってしまう~。そんな冗談めいたことを考えているうちはまだまし。そのうち
「なぜだ、なぜわからんのだ....。物理のほうがよっぽど難しいはずじゃないのか?」
と考えるようになる。ここまで来ると負け惜しみである。自分の優れていそうなところを拾って劣等感を和らげようとするのだ。
これちなみにビギナークラスです。でも皆すごいんです。きちんと内容を理解しているし、当てられても大抵すんなり答える。答えられないのは俺だけ。
それはお前が勉強してないからだろ!と思うかもしれませんが、当初はかなり勉強してましたよ。朝の3時ぐらいまで、チェコ語の宿題やったり。研究が本業なのに何でチェコ語やってんだろ?って感じです。
後でわかったんですが、スラブ系の連中が特にできたんです。だって、文法体系とか単語が似てるんだもーん。できて当たり前だろが!ゴルァ!でもこれは所詮言い訳です。だって、そこにいた日本人はちゃんとできていたもん。
もうちっと真面目な話をすると、格変化が何か理解できなかったからもしれない。いや、格変化がどうなるかっていうのはわかるんですが、日本語の助詞に対応するもんだと頭の中でクリアーになるまでちっとも頭に入らなかった。ようするに第2外国語の学び方がわからんかったというか。いや、今となってはなんでわからんかったのかもわからん。
はい、そろそろ最初のお題に戻りましょう。フィンランド語の学校は行くんですか?
もうちょっと考えさせてね(はぁと)。