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海外に10年在住後帰国。2020年に男の子のたーくんを養子に迎えました。子育てと普段の生活を面白おかしくつづります。
指導は1日にしてならず
2007年10月24日 (水) | 編集 |
9月から私のグループで毎週担当を決めて論文を紹介するセミナーが開始されました(まじ)

これまでもグループセミナーはありましたが不定期だったし、基本的に立候補制で話し手を決めていたので、活発なものとはいえませんでした(まじ)

まぁ、私もそんな状況に慣れてしまっていたのですが、日本人ポスドクの中からやりましょうという話になり、他のポスドクや学生を巻き込んではじめることになった訳です。

が、これが始めてみると予想された事態が(あせ)

フィン人の学生に担当頼んでもやらねー(ぎょ)

学生:「いそがしーんで( ・д・)」

忙しいのはみんな同じなんじゃい(いかり)(ぉ

折角、研究室の盛り立てたいという人がいるのに、こう言われたら萎えますよねー(あせ)

まー、実際にすんごい忙しいのかもだけど、全員そうという訳でもあるまい(しょぼ)


が、私が一緒にやっている学生にはやらせますよー(ぐらさん)

いい発表の練習にもなるし(*´・д・)(・д・`*)ネー

ま:「さーて、でんわするぞー、でんわするぞー(ぐらさん)(けいたい)」

ま:「あ、SS君?11月のセミナーの担当なんだけどやってくれない?(ぐらさん)(けいたい)」

SS君:「いやー、うーん・・・」

ま:「ほら、まだ1ヶ月以上あるし、準備は余裕だと思うんだけど?発表の練習にもなるし(まじ)(けいたい)」

SS君:「それはわかるんですけど、ちょっと・・・」

ま:「んがー。なら12月ならいいの?(あせ)(けいたい)」←早くも譲歩し始めた人

SS君:「いやー、ちょっとそれもなんとも言えないんですが・・・」

ま:「えぇぇ(あせ)。では、来年とか?(あせ)(けいたい)」←またまた譲歩

SS君:「できればそうしたいんですが・・・」

ま:「あ”-。ちと、もう少し他の人とかで調整してみるわー(あせ)」


(だんす)そして・・・(だんす)

セミナーのオーガナイザー:「まーらいおんさん、よわー!( -∀- ;)」

ま:「あー、押し切れなかったわー。我ながら情けない(あせ)」

オーガナイザー:「まー、いいですけどねー( ̄‐ ̄;」




うーん、これも日本とフィンの文化・習慣の違いなのか?(あせ)

他の場所ではやっていると思うし、 ポスドクで生きていこうというなら、やっぱ学生さんには訓練としてやって欲しいところ(あせ)

ここは心を鬼にして、やっぱやらせるか(いかり)(ぉ

うらうら、怒らせるとおいらは怖いじぇー(いかり)

そして、また学生に押し返されるに100マルッカ(ひょえ)(それ)

どうでもいいが、このセミナーシリーズフィン人が担当する日が未だに1つもないとはどういうこっちゃ(あせ)

って来週は漏れの番やないけー(ぎょ)

泣きながら準備するじょー(わーん)ノ

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コメント
この記事へのコメント
日本の大学の素粒子論研究室だと当然のように毎週文献紹介(大学によってはJCとか新文献紹介とか言いますが)がありますが、他の国はどうなんでしょうか。ちなみに私が前いた海外の某大学では文献紹介なるものは存在しなかったです。海外でポスドクをしている皆さんに聞いてみたい気がします。
2007/10/24(水) 09:39:33 | URL | える #-[ 編集]
まずは、マーライオンさんが「お手本」を見せないと行けないね。そこで重要なのは、頑張り過ぎないこと。「これだったら俺にもできる」と思わせれば、引き受けてくれるでしょう。

小生は、そうやって、チェコ人のポスドクと学生に、毎週必ず新着論文紹介や研究発表を分担させていました。
2007/10/24(水) 10:17:46 | URL | ソラ #-[ 編集]
>そして、また学生に押し返されるに100マルッカ

「マルッカ」なのですね(ひょえ)
わたしは今でも、たま~にうっかりマルッカといいそうになることがありますが、
まーらいおんさんもマルッカが出てくるあたり、すっかり「まーらいねん」さんになりましたねえ。マルカでなくマルッカとちゃんとフィン語発音で書いていらっしゃるし。
(しかしマルッカは体験なさっていないはずなのに、何故??)

スオミライフ、心残りのないよう全力で味わい尽くしてください。
よい面も、ちょっとこれはという面も。
いまは「なんじゃこら」って思うことでも、あとから思い起こしたときに、ああスオミってあんな国だったって、なつかしくなる…かもしれませんね。ならないか?(ひょえ)

セミナー準備がんばってくださーい。
2007/10/24(水) 10:32:49 | URL | mf #cJZJYCBs[ 編集]
意外でした
海外の学生さんのほうが積極的に発表とかされる
ものだとばかり思っていました。
で、この乗りの悪さは意外でした。
固定観念というか、イメージがありました。
まだ、他にもありそうです・・・。
2007/10/24(水) 20:34:10 | URL | ars #3fZCM/1w[ 編集]
うちも・・・
日本での学生指導も、同じようなもんです(かなし)

こちらの学生さんは、うちの学生の数十倍優秀って感じちゃいます(偏差値ではなく、やる気と目的意識が…)。
2007/10/25(木) 01:52:26 | URL | ヒロ #UbCtKfmc[ 編集]
■えるさん、

私もチェコとフィンランドしか滞在が無いので正確にはわかりませんが、大きいグループや研究所ではやっているように思えますがねえ(まじ)。CERNでは現象論、ストリングセミナーなどが週に合計2,3回あった気がしましたわ(まじ)

■ソラさん、

これは貴重な意見をありがとうございます(ぺこ)
過去に何度かセミナーをここでやっているんですが
頑張りすぎてしまったのかなあ(まじ)
チェコでも頑張りすぎたせいで、私ばっかりやるはめに
なったし(まじ)
ともあれ、ソラさんの意見を参考に方向を模索したいと思います(ぺこ)

■mfさん、

マルッカはネタです(ひょえ)
別にガバスでもよかったのですが(なぞ
私は一度だけマルッカコインを見たことありますが
ユーロとのレートも何も知りません(むふ)

フィンをよかったかどうかと思うのは多分去った後でしょうねえ。チェコも去る直前までは文句ばっかり言っていたらしいので(ひょえ)

あー、とにかく私の学生さんには頑張って欲しい(あせ)

■arsさん、

学生さんが積極的かどうかは国によるような気がします。例えば、アメリカなんてとても積極的ではないでしょうか。3週間ほど、アメリカの某大学にいたことがありますが、みなさん積極的に議論を吹きかけてきましたが、残念ながらここではそんなことは全くありませんね(ひょえ)

■ヒロさん、

日本の学生さんもそうなんですか(しょぼ)

正直、私の印象は逆です。日本の方が、積極的な人が圧倒的に多く目的意識も高いと感じました。ただ、ここにいる学生さんすべてを熟知しているわけでもないので(打ち解けてからいろいろなことが分かることが多いという意味です)、色んな学生と話をしてみたら意識は変わるのかもしれません(まじ)


2007/10/25(木) 06:16:50 | URL | まーらいおん #aIcUnOeo[ 編集]
今更のコメントですみませんが,画面にうんうん頷きながら読んでしまいました(うふ)
わたしの方でも読書会は,いつもわたしと外国人の先生のマンツーマン状態でやっております.おかげで毎週発表状態に(かなし)
フィン人の院生の方々は「忙しい」と言って準備してこないことが多いし,シャイだからか議論に乗るまでに時間がかかることが多いようです.しかもこちらから見ているとそんなに忙しそうでもないのと(あせ),「忙しい」という理由が許される(?)のが実にピンとこないといいますか… フィン人だからこうなのか,研究室がそういう雰囲気なのか未だに謎ですね(びっくり)

最近は自分にとって勉強になるからいいやとだいぶあきらめましたが,日本の研究室の方が活発でしたし,最初は自分が企画しただけに凹みました(はず)まーさんは教える立場にあるとおもうので,学生を乗せるまでが大変かとおもいますが,どうぞ無理せずがんばってくださいね(ういんく)
2007/10/26(金) 18:32:33 | URL | non #NkOZRVVI[ 編集]
■nonさん、

そちらもそうですか(しょぼ)
多分、これがフィンランドスタンダードなんでしょうね(うる)
忙しいのは誰でも同じだと思いますが、勉強・練習のためにはよいと思うんですがね~。

フィンのそういう文化もあると思うんで、強要しても続くものなのかは私は最近疑問です。結局外国人ポスドクの間でしか回っていませんしね~。なんか、うまく回る方法を考えた方がいいかなと思っています(まじ)
2007/10/27(土) 03:30:29 | URL | まーらいおん #aIcUnOeo[ 編集]
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